古典を語ってこれほどおもしろい本は.なかなかありません 第 2,244 号

7歳の頃から『論語』を欠かさず素読し、
80数年学び続けてきた最愛の書であり、
「自己を修めるための最高の書」と称した
『論語』の魅力と神髄が、
余すところなく語られています。

二千数百年以上にもわたり、読み継がれてきた
人類史上の大ベストセラー&ロングセラーであり、
一生に一度は読んでおきたい不朽の古典『論語』。

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 年齢に込められた意味を知る
…………………………………………

中国古典に「曲礼」(きょくらい)という
『礼記』の一篇があります。
「曲」というのは「くわしい」という意味です。

その「曲礼」の中に「年齢」のことが書いてあります。

人生まれて10年を「幼」という――学ぶ。
(教えを受ける年齢ということです)

20を「弱」という――冠す。
(冠をつける年齢だということです。
「弱冠」というのはここからきたようです)

30を「壮」という。

40を「強」という。

50を「艾」(がい)という。

60を「耆」(き)という。

70は「老」という。

80、90を「耋」(てつ)という。


30代はエネルギーが旺盛です。
まさに壮です。

40になると、それがさらに強くなる。

50は「艾」(がい)。

艾というのは、頭に白いものが
まじってくるという意味のようです。
ごま塩頭というやつですね。

ただ、艾には、刈りとるという
意味もあるようですが、
30代、40代は意気盛んである故に、
いろんなムダなものをつけている。

そういうムダなものを取り去り、省いていく――
そういう年齢だということだと思います。


そして60は「耆」(き)。
これがおもしろいですね。
「老」の上の字に
「旨」で「き」といいます。

「旨」というのは「うまい」ということです。
「うまい」というのは、
あまいとか酸っぱいとかという
単純な味ではない。

5つの味をミックスした、
たとえようのないデリケートな味のことを
いいます。

だから、これに手ヘンをつけると、
「指」――指というのは
独得のデリケートな働きをしますね。

魚ヘンをつけると、
「鮨」――独得のうまい食物です。

つまり、「耆」というのは、
人生のあまいもからいも、あらゆる体験を通して、
なんともいえない人間の風味が
でてくる年齢だということです。

この伝でいえば、
60代は人生の黄金期といえそうですね。


70は「老」。
これは「老い」という意味もありますが、
「練れる」「熟する」という意味もあるのです。
「耆」がさらに練られ、熟していく年齢です。


そして、80、90は「耋」。
「老」――すなわち「練」が
さらに至るということです。


こう考えると人間の一生は楽しいものです。
「曲礼」が教えるように、年を取りたいものです。
そのためにも「修養」です。

『致知』を通じて、
人間学の学びを共に深めていきましょう。

ちなみにこの「曲礼」のことは伊與田覺著
『「人に長たる者」の人間学』に出ています。


古典を語ってこれほどおもしろい本は
なかなかありません。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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