何をやるかで呼吸法は変わるということです 第 2,571 号

こんにちは、

岡田宰治です。

前回は「若返りの鍵は股関節にあった!-下-」でした。

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12768420793.html

今回は「若返り筋メソッドの呼吸法」です。

  • 図入りはこちらから

https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12769733576.html

最近はプレイヤーからコーチへという感じで、

治療家から教育者へと仕事の比率が変わってきました

頻繁に治療家さんやパーソナルトレーナーを対象に、

Zoomやリアルでセミナーを開催していますが、

呼吸法をお伝えするのが一番難しいです。

そこで、今回は若返り筋メソッドの呼吸法を中心に解説します。

・呼吸法って本当に奥が深い

筋肉絞り体操やTSURUKAME体操など、

「若返り筋メソッド」は体幹インナーマッスル再生法ですが、

一見、8秒間伸ばして捻るという地味な運動です。

その中で何が一番重要かといえば呼吸法です。

この若返り筋メソッドにかかわらず、

運動によって呼吸法は違うので、

呼吸法は意外に重要ポイントといえるでしょう。

呼吸法は大別すると腹式呼吸と胸式呼吸がありますが、

ふつうは意識的または無意識的に使い分けています。

腹式呼吸というのは

お腹を凹ませながら息を吐き、

お腹を膨らませながら息を吸う方法です。

胸は動かずにお腹が出たり凹んだりする呼吸です。

胸式呼吸というのは

胸を閉じながら息を吐き、

胸を開き膨らませながら息を吸う方法です。

お腹は動かずに胸の開閉により呼吸する方法です。

大別するとこの二つになりますが、

日常、呼吸しているときは場面によって2つを使い分けていたり、

この両方をバランス良く使っています。

実際、行うに際して問題になるのは、

慣れていない呼吸法を使う場面です。

なぜなら、慣れていない呼吸法は、

理解はできても体感が難しくすぐには習慣にならないからです。

若返り筋メソッドを指導しているとき、

腹式呼吸ですか?それとも胸式呼吸ですか?という質問がありますが、

実際はそんな単純なものではなく、

この複合タイプなので伝えにくいのです。

ここまでで、重要なことは、

何をやるかで呼吸法は変わるということです。

・若返り筋メソッドの呼吸法

ここからは若返り筋メソッドで使う呼吸法について。

胸式か腹式が問われたら「胸腹式です」となりますが、

最近は「腹圧呼吸法です」と答えています。

なぜなら、胸式、腹式では表現できないことと、

その方が伝えやすいからです。

腹圧呼吸法というのは、

体の中心方向に圧力をかけてお腹を凹ませ、

外方向に腹圧をかけてお腹を膨らませる、

この内外両方に圧をかけて行う呼吸法です。

この反対方向の圧を利用するわけですが、

用途によってこの二つの圧の強弱を使い分けます。

たとえば、高負荷の運動や瞬発力を使うときは、

外向きの腹圧優先でお腹は膨ませますが、

逆に低負荷のバランス運動では、

内向きの圧力優先でお腹は凹むということになります。

筋肉絞り体操やTSURUKAME体操など、

「若返り筋メソッド」の各エクササイズの場合は、

ゆっくりとしたバランス運動が中心なので、

内向きの腹圧優先なのでお腹は凹ませで行います。

ここで重要なことは、

同じ腹圧呼吸法であっても、

運動によっては腹圧の優先方向が変わるということ。

ここを間違えると腰痛などに繋がるので注意が必要です。

・若返り筋メソッド独自のポイント

「若返り筋メソッド」のエクササイズで

内向きの腹圧が優先する理由がもう一つあります。

それは直前に筋肉を上下方向に伸ばすこと。

筋肉が上下方向に伸びると、

ウエストを絞るような力が働くので、

外方向には膨らましにくくなります。

この上下に伸びる力により、

これが助力となって腹圧は内向き優先となるわけです。

むしろこの力が、内向きの圧がかかる理由とさえいえます。

・やり方

最後に若返り筋メソッドの腹圧呼吸法について、

そのコツをお伝えしましょう。

ここに2枚の写真を載せましたが、

口元を観ると腹圧呼吸ができているかどうか判定できます。

若返り筋メソッドは伸びて捻る筋トレなので、

息を吐いている時にお腹が緩むと力が抜けてしまい、

腹圧による筋トレ効果は激減します。

しかしだからといって、

お腹がぜんぜん緩まないわけではなく、

動きを制限した呼吸だといえます。

身体の芯に向かう腹圧と、

上下に伸ばすことによって生じる腹圧により、

お腹が緩むことなく呼吸できるわけです

このように、

若返り筋に力を入れて筋肉を上下に伸ばす、

これが効果を出すための最大のコツですが、

そのためには腹圧呼吸が欠かせないのです。

下の写真のように腹圧がかかっているときは、

口をすぼめて細く長く8秒で息を吐きます。

鼻から息を4秒で吸い、

口をすぼめてゆっくり吐き出す、

これが若返り筋メソッドの呼吸のコツです。

まず、若返り筋から放射状に力が伝播し、

つづいて四肢の筋肉に力が入る、

この順番は、呼吸法と併せてのポイントとなります。

今回のポイントを体得できたら、

一気に上達するだけではなく筋トレの効果は倍増し、

運動能力が向上することは間違いありません。

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『10年後の常識!健康のツボ』

第807号 2022年10月18日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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