酵素は食べなくても発酵食品は必要なもの 第 168 号

 酵素は摂らなくても体内で作られるから

問題はありません。

 それでも酵素が気になる人のために、もう

少し酵素のお話しをしていきましょう。

 酵素は、私達の体内で重要な働きをしていま

すが、タンパク質でできているので、その

特徴は熱やpHに弱いのです。

 食中毒の予防に、食品を60度以上で30秒熱すれば

殺菌になるというのを聞かれたことがありますか?

 これは、タンパク質が熱に弱いので、菌を構成

しているタンパク質が壊れるからなんですね。

 他にも、殺菌のために食材を塩や酢に漬けたり

というのは、菌が酸で死んでしまうためです。

 元氣界でも販売しているお掃除のスプレー【超

電水】は、強度のアルカリで殺菌します。

 こんな風にタンパク質はpHでも、

壊れてしまうんですね。

 では、ここで質問です。胃酸の

pHはいくつでしょうか。

 だいたい、pH2~3の強酸性ですね。

 つまり、いくら酵素が壊れないように、

ゆっくりと回転するジューサーを使って

ジュースを作っても、胃に入った時点

で酵素は壊れるということになります。

 タンパク質はアミノ酸に分解されます。

 考え方によっては、そのアミノ酸が酵素の

原料になるとも云えますが、酵素そのもの

が体内で働くとは、考えられないんですね。

 それに植物の酵素は、料理で使うには動物性

のタンパク質を柔らかくするなどの働きを

してくれますが、その量は微量です。

 お肉に漬けていて「柔らかくなったね」

くらいのレベルですよね。

 肉が酵素で溶けることはないんです。

 ということは、植物の酵素は少量だし、優しい

作用しかないということなんです。

 そして、もしも、ですよ。もしも、仮に、世間

で云うように酵素が体内で働くとしたら、人の

体の特性として、体内で酵素を作る働きが、

鈍ってしまうかもしれないのです。

 胃薬を飲んでいると、自分で胃酸を

コントロールできなくなるという

話はご存知でしょうか?

 そんな風に、体外からの酵素で賄えるように

なると、体内の働きは鈍ってくるのです。

 酵素を作る機能が低下。

 これは、生命活動に支障が出ますね。

 

 つまり、ありえないということです。

 今回は、酵素についていくつかお話をしました

が、スムージーや野菜ジュースは、あくまでも

嗜好品程度にとどめて、陰性の食品を取り

過ぎないように気をつけましょうね。

◇◆──────────────────※

     酵母、酵素、乳酸菌      

 ※──────────────────◆◇

 一般的には『何だか分からないけど小さいもの』

くらいの区別しかないかもしれませんね。

 それでいいと思います。

 ただ、酵素は食べなくても発酵食品は

食べなくてはいけません。

 意識するのは、発酵食品。

 それだけは気を付けてくださいね。

【ママの体づくり塾】生活習慣病予防指導士

       佐野よう子さんのメルマガより引用

    http://mamakara.info/wp/

     今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。 感謝!

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