「 価値観 」一覧
日本の戦略的な生き方への豊かなる示唆となるはずだ 第1,358号
最先端の科学知識と広大な世界観を兼ね備え、 世界に通用する稀有な官僚として外交・内 政の最前線で日本近代化に貢献しなが ら、幕末維新史において軽視され てきた男。近代日本随一の国際人。 御家人の子として江戸に生まれ育った榎本武揚 は、昌平坂学問所を卒業後、幕府が長崎 に設けた海軍伝習所に入った。 当時の最新の知識や技術を身につけた榎本は、 その後のオランダ留学で知識...
才能よりも遥かに大切なもの 第1,356号
「才能がないことが才能だった」。 そう語るのは日ハムの栗山英樹監督です。 建築家の隈研吾さんが、若かりし頃、 恩師から「建築っていうのは才能じゃなく粘りだ」 という言葉と相俟って、人として大成する ためのヒントが濃密に語られています ─────────────────── 隈 研吾(建築家) × 栗山 英樹(北海道日本ハムファイターズ監督) ────────...
相当な覚悟を持つと本当の意味での知恵.ひらめきが生まれる 第1,355号
最初に山本五十六という人物に踏み込んで 考えてみようと思ったのは三井物産で働 いていた1990年代。ニューヨークや ワシントンに駐在して情報探題 のような役割をやっていた頃だ。 明治時代、秋山真之が海軍の駐在武官だった とき通い詰めて、古今東西の海軍戦略の 本を読み漁っていたのが、ワシン トンの海軍文庫のビル。 秋山は凄い言葉を残している。「自分が一日 怠れば、日...
明日死ぬと分かっていてもするのが養生 第1,354号
≪五木寛之を唸らせた羽生選手の言葉≫ 作家の五木寛之さんが、フィギアスケートの 羽生結弦選手のある言葉を取り上げられ、 そこに込められた思いに感嘆されています。 それはいったい、どんな言葉だったのでしょうか。 ───────────── 五木 寛之(作家) × 横田 南嶺(円覚寺管長) ───────────── 【五木】 それから、世の中が流転...
困難は!強みを伸ばすために天から与えられた機会です 第1,353号
「人の強みは、仕事で生かされはじめて 組織のミッションと成果の実現に結びつきます」 今回で第3回目となる連載 「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」では、 自らの強みを知り、それを仕事に生かし、 さらに磨くための方法について述べられています。 ──────────────── 佐藤 等(ドラッカー学会理事) ──────────────── 強みのマネジメントの第一...
その夏を越え.幻冬舎は大きな波に乗っていく 第1,352号
「顰蹙は金を出してでも買え」「新しく出ていく者 が無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか」。 百人中百人が失敗を予見する中、幻冬舎を創立し、 常識破りの戦術で上場企業に押し上げた著者。 その根底には文学に対する熱い想いがある。作家、 ミュージシャン、演劇家などさまざまなジャン ルの表現者との濃密な交流は、まさに終わ りなきデスマッチ。痛みのないところ に前進はない。精神...
いつも神様が自分を見ていると思っているんです 第1,351号
月刊誌『致知』、最新号のテーマは「運と徳」。 これまでに、『致知』のご登場者には 様々な形で「運」について語っていただきました。 そこで本日は「運をよくする習慣」を 過去の記事からピックアップしてご紹介します。 致知出版社の人間力メルマガ 2019.3.21 ─────────────────── 彼(菊池雄星)は例えばゴミが落ちているのを見ると、 「神様が自分...
軍事・石油・金融・政治の人脈が一本化して動く 第1,349号
世界的な金融メカニズムが膨大な人々を貧困 に追いやっている!ウォール街・金融 機関の腐敗のメカニズム。 ロシア富豪の資産をつくりだす石油とガス。 かつて、ホドルコフスキーは、2002年に 38歳で、ロシアで最も大きな利益を あげる石油企業ユコスの最高 経営責任者で実質的な オーナーの大株主として君臨していた。 当時、4000億円の資産家だった。 ホドルコフス...
突き抜けたことをしたいなら基礎を徹底的に学ぶこと 第1,346号
小さなことにくよくよしないで、大きな仕事が できるわけがない。憂鬱なことが三つ以上 ないと不安になる見城徹と、たぎる 情熱をクールなオブラートに 包んで激しくスイングする藤田晋―。 ふたつの魂が交錯した瞬間、とてつもないビジ ネスマンの聖書が誕生した!何が大切で、何が 無駄か?あなたの臓腑をえぐる35の言葉。 小さいことに、くよくよせよ。 「神は細部に宿る」と...
人々は学問することの重要性を痛感し各々が自己を磨き続けた = 2-2 = 第1,345号
……………………………………………………… 賢人と愚人との差はどこから生まれるのか? ……………………………………………………… 本作りも終盤を迎えた頃、齋藤先生は、 冒頭に、『学問のすすめ』の一文を 載せたいとおっしゃった。 「天は人の上に人を造らず、 人の下に人を造らずと言えり。 (略) されども今広くこの人間世界を見渡すに、 かしこき人あ...