「 2016年05月19日 」一覧
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-3) 第 259 号
清貧のダンディズム、清瀬一郎弁護人。 東條にとって幸運だったことは、清瀬一郎 との出会いである。 清瀬は、東條の弁護を引き受けようと申し出る 弁護人がなかなか現れないため、陸軍省からの 要請もあり、最終的に東條の弁護人となる。 東條は、次のように明快に述べている。 「自分には法廷で述べたいことが3つある。 一つは、大東亜戦争は自衛のための戦争であったこと。 二つ...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-2) 第 258 号
日本のマスコミは、課題が多い。 そこには、イギリスのBBC放送のように、 世界的な視野を持ったニュースキャスターに よる落ち着いた内容や分析は存在しない。 日本の報道は、日本国民のみが見ているの ではなく、世界の人々も見たり読んだり して日本を評価しているのである。 私は、歴史博物館のようなロンドンの街並みを 眺めるたびに、何世紀ものあいだ変わらずに ある、冷厳な...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-1) 第 257 号
マッカーサーは日本の無実を知っていた!― 戦争犯罪人の汚名を着せられながら命と引き替えに 守った日本人の誇り。 戦争は、その国の育んできた歴史を凝縮する。 その国のインテリジェンスの総体であり、 ヒューマニズムの総体でもある。 事実、大東亜戦争を戦った東條、ルーズベルト、 チャーチルは、それぞれの国の最高の 教育を受けて育った。 いいかえれば、東條と向き合うこと...


