自分でも信じられないような力が発揮できることを教えられた 第 2,549 号

 私は大学時代、柔道部に入部。しかし、稽古

中、もつれ合って倒れて左胸を強打。

肋膜炎と診断され即入院。

 医者から今後、柔道はもとより、テニスも

ピンポンもしてはならない、といわれた。

胸に衝撃を与えてはならない、大きな

声も出してはならない、と告げられた。

 私は、マイナスの生活を送っていた

自分を変えようと決心した。

 わたしは、家族の誰にも相談せず、剣の達人

にして能書家と知られる、山岡鉄舟先生の

高弟・小倉鉄樹先生が開いた、「みぞぎ

道場」の門を開いた。

 みぞぎは、日本の神道から出た

「息の修行」なり。

 何日間にも渡って、一日中静座したまま、

ありったけの声をしぼって、息を

吐き続ける修行なり。

 半日で声はつぶれる。しかも、一緒に声を出し

ている先輩たちが、背中を手でパーン、

パーンと叩いて回る。

 大きな声を出す、背中を叩かれる、私に

とっては医師から禁止されたことばかり。

 修行をはじめると案の定、左胸が痛みだした。

「なるようになれ」と観念して、病を忘れて

修行を続けていくうちに、いつの間にか、

痛みが消えていた。

 禊の修行を始めて、一年後に病院で検査を

受けたところ、肋膜炎は、跡形もなく

消えて、完治していた。

 みそぎの修行を経験して、心を鍛え、心を

積極的に用いることで、自分でも信じら

れないような力が、発揮できること

を教えられた。

 プラスは、プラスを惹き起こし、マイナス

は、マイナスを惹き起こす。

 「笑う門には福来たる」愉快に笑う

ことは、プラスの気である。

 プラスのときは何事も楽しく、困難なことが

起こっても平然としていられる。プラスを

呼んで、何事も好調になる。

 「勇将の下に弱卒なし」という。勇将の強い

プラスの気が、部下にプラスの気を呼び

起こし、弱卒も勇卒に変えてしまう。

 逆境のときこそ、なおプラスになるよう修行

しなくてはならない。かくしてプラスは

プラスを呼び、プラスの運勢を招来

することができる。

 元気のない人や病人は、たとえ稽古はしなく

ても見学だけでいいから、集いの場へ通う

といいだろう。プラスの気を受けると、

自分もプラスになる。

 気は出せば、入ってくる。

 人間は天地自然と一体なり。

 気の呼吸法こそ、不老長寿の妙薬なり。

 細胞から酸素が不足すると、病氣にかかり

やすくなる。現代人はストレスで毛細血管

を縮ませ、姿勢の悪さで血流を阻害して

いる。このひずみを取り除き、身体の

すみずみまで酸素を行き渡らせ、生

命力を充満させる技術が「氣の

呼吸法」である。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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