あらゆる危機に対する準備ができていなければならない 第 2,107 号

 陸海空の自衛隊から「平成の名将」が集結、

軍人の常識で語り尽くした「今そこにある

危機」令和日本の最も重要な戦略的

課題は、力による現状変更に躊躇

しなくなった中国の封じ込めである。

 台湾有事は現実の懸念であり、その際には尖閣

諸島や沖縄も戦場になる可能性がある。自衛隊

は本当に国土・国民を守り切れるのか。日米

同盟は機能するのか。そして国民に「有事

への備え」はあるのか。

 令和・日本の国際戦略環境は厳しい。原因は、

天翔ける龍となった中国の台頭にある。

 今の中国には、工業化初期の国が陥りがちな

過ち、すなわち過剰なナショナリズム、力へ

の過信、領土と勢力圏の拡張への野心と

いった症状が見て取れる。

 中国は、私たちと同じ自由主義的

価値観を共有しない

 既に中国の経済規模は日本の3倍、

米国の7割を超えた。

 最早、米国の周りに団結する以外、日本を

はじめとする西側諸国が中国と対峙する

すべはない。中国が政治的に成熟し、

責任ある国家となるのは当分

先のことだろう。

 この圧倒的な圧迫感は、日本が明治時代に帝政

ロシアに怯えたり、三国干渉時に独仏露の欧州

列強から感じたりしたものと同じである。

日本の安全保障環境は、100年ぶり

に切迫してきている。

 明治の日本は、日英同盟を支えにして帝政

ロシアとの関係をのりきり、戦後は日米

同盟を支えにしてソ連邦との関係

をのりきった。

 日本は、同盟国である米国とともに地域の

戦略的安定を確保し、自衛隊を祖国防衛

と国際平和のために戦える軍隊に鍛え

上げ、自由貿易の旗を高く掲げ、地

域の経済統合を進め、個人の尊厳

の絶対的平等に立脚した自由

主義的な価値観を守り、世

界史を導くことのできる

戦略を提示せねばならない。

 そして米国のリーダーシップの復権を促し、

ともに西側を糾合するべきである。

 そうして初めて、超大国化しつつある中国

との関係を安定させ、中国と諸々の利益

調整が可能となる。それが21世紀

の大戦略である。

 安全保障、危機管理は、日ごろの備えがすべて

である。孟子が言うように、国は、憂患に

生き、安楽に死するのである。

 総理大臣は、その椅子に座った瞬間から、

あらゆる危機に対する準備ができて

いなければならない。

 今日の若い政治家に、あるいは若い日本人に、

世界最高水準にあるわが自衛隊最高幹部

の考えを聞いてほしい。

 また、日本を代表する一流の軍人の意見が、

外交、政治、経済を担う第一線の人々の

意見と常日頃から混ざり合って、日本

政治の「一般常識」になって欲しい。

 兼原信克『自衛隊最高幹部が語る、令和の国防』

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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