「もう書けない」この時に橋渡しをする一行を無理矢理にでも書く 1,966号

日本を代表する作家・宮本輝さん。重度の
パニック障害と長年闘いながら、数多くの
ベストセラーを生み出してきました。

しかしそんな宮本さんにも、文章がなかなか
書けない時があるそうです。それをどう乗り
越えてこられたのか、行き詰まりを突破する
秘訣を最新号で語っていただいています。

対談のお相手は、
一流料亭・紫野和久傳代表の桑村綾さんです。

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(桑村) 
37年、『流転の海』シリーズを書き続けて
きた中で、貫いてきた思いってありますか?

(宮本) 
諦めないことですね。
完結というのは自然にするんじゃない。
自分の意志で完結させるんです。
だから、最後まで諦めない。諦めない限り、
必ず達成する時が来る。

小説家になってからは、とにかく粘り強く
なければ仕事は続けられない、続けたら何
とかなるんだという思いでやってきました。

(桑村) 
素人から見ると、溢れるようにダーッと
書き続けたような印象を受けますけど、
書けない時もあったんでしょうか?

(宮本) 
もちろんあります。技術的に行き詰まっていく
時もあるし、実在の人物をモデルにしています
ので、これは書いても差し障りないだろう

かっていう場面の選択もある。

一つの小説を仕上げる時には、それはもういろ
んな葛藤があるんですけど、それを37年間
やるっていうのは、やっぱりしんどいですね。

(桑村) 
書けなくて行き詰まった時には
どうされるんですか?

(宮本) 
一行でもいいからとにかく書くんです。よく
「もう書けない」「筆が止まっちゃってさぁ」
って言う人がいますが、それは書けないのでも、
止まってしまったのでもなく、書かないんです。

あるところでバタッと止まってしまった。
次に進みたい。この時に、橋渡しをする一行を
無理矢理にでも書くんです。

そうしたら、次の橋へ渡れるんです。

この一行を書くのに大変なエネルギーがいる
わけですが、それがしんどいものだから、
「書けない、書けない」って酒を飲んでいる(笑)。
とにかく書くんです。書いたらまた動き出すんです。

(桑村) 
心に響くお話ですね。……

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  今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝! 

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