「ありえない」と思われる現象「ありえない」仮説を探し出す 第 1,846 号

 人や組織の行動において、「そんなバカな! 」

と叫びたくなることは次々と起こります。

 重要なことは、通説とは違うことがなぜ起き

たのか、その謎を解明することです。ケース

スタディのお手本として、世界で最も権威

のあるマネジメントの学会、アカデミー・

オブ・マネジメントが選出した「最優

秀論文」を紹介。それらの論文は、

通説とは異なる見解を提示した

り、対立する見解を統合させ

たり、意外な実態を明らか

にしたり、不思議の発生

メカニズムを解明したりしています。

 皆さんが読んでも「そうだったのか」「なる

ほどな」と知的感動を覚えることでしょう。

 「こうすればよかったのか」「気をつけない

といけない」といった示唆を得ることもでき

ると思います。統計的研究ではわからない

コンテキスト(脈絡や状況)を読み取り、

因果関係を解き明かす。

 「ありえない」と思っていたことを目の当たり

にしたとき、人は慌てふためき、右往

左往してしまうものです。

 あとで、それが起こった背景や原因を聞いて

みると「そんなこともあるのか」と悔やみます。

 「知っていればもっとうまく対応できた

のに」と思うことでしょう。

 文芸評論家のナシーム・ニコラス・タレブ

は「ありえない」ことをブラックスワン

(黒い白鳥)にたとえました。

 ヨーロッパの人たちがオーストラリア大陸に

渡り、そこでブラックスワンを発見するまで、

黒い白鳥の存在は「ありえなかった」からです。 

 ありえないと思っていた出来事に遭遇した

とき、人は思わず「バカな」と心

の中で叫んでしまいます。

 しかし、冷静になって考えてみれば可能性は

十分にある。それに気づくことで、人は学習

のレベルを引き上げていくわけです。

 黒い白鳥を説明できても、その次には、青い

白鳥や赤い白鳥が現れるかもしれ

ないというわけです。 

 しかし、そうであるからこそ「ありえない」

色の白鳥をいち早く探し出して、説明して

いくほかないように思えます。

 われわれは、予期しえぬ不確実性にさらされて

いることを自覚しつつも、「ありえない」と

思われた現象、「ありえない」仮説を探し

出すことに全力を尽くすべきです。これ

が、科学の進歩というものではないでしょうか。

 井上達彦『ブラックスワンの経営学』

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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