「 2025年04月 」一覧
苦しい状況になっても踏ん張る子がすごく増えてきた = 2-2 = 第 3,059 号
選手の皆さんには、具体的にどんなことを 説いておられるのですか。 いまは『致知』の学びを通じて 「際(きわ)」の強さを養うことに 力を入れています。 「際」の強さを養う。 はい。うちのチームは毎年安定して 北海道でベスト4、ベスト8くらいまで 行く力はついてきましたが、 そこからさらに一歩勝ち進むためには、 勝負際、土俵際で強さを発揮できる逞しさ、 ...
苦しい状況になっても踏ん張る子がすごく増えてきた = 2-1 = 第 3,058 号
『致知』をテキストにした人間学の勉強会 「木鶏会」が学校現場でも導入され、「学内 木鶏会」として若者の間に大きな広がりを 見せています。 東洋大学ラグビー部を率いる福永昇三監督、 札幌日大高校野球部を率いる森本琢朗監督も、 学内木鶏会を導入して選手たちの目覚ましい成長 を目の当たりにしているといいます。 お二人はなぜ学内木鶏会を導入したのか、 そしてどのような成果を得たの...
生きるとは途方もなく長く・苦しく感じる時間 = 2-2= 第 3,057 号
「もう二度としません」 嵐の海が凪いだようだった。そんなことばが、 いったいどこから生まれてきたのだろう。 この女性になにが起こったのだろう。 わたしにはわからなかった。 おそらく、この女性もどうして そんなことばを口にしたのか、 わからなかったのではないだろうか。 * * 衝撃のプロローグに引きずり込まれるようにして、 私はその晩、原稿をめくる...
生きるとは途方もなく長く・苦しく感じる時間 = 2-1 = 第 3,056 号
日本の臨床心理学の礎を築いた 河合隼雄氏。 その愛弟子として40年以上にわたり 薫陶を受けてきた皆藤章氏が まる5年の歳月を費やして書き上げた 渾身の著書。 タイトルは、 『それでも生きてゆく意味を求めて』 幾多の人々の相談に応じてきた臨床経験を もとに綴った衝撃と感動のドキュメントです。 書籍編集部員のひとりが、 本書の刊行に込める思いを綴った文章を お届...
政治家でも商売人でも、ものになるのは創業者 第 3,055 号
熟慮もへちまもない。断行だ。だから私は「決断 と実行」をスローガンにしたのだ。 トップになったら、懸案事項はすぐやるべきだ。 ところが日本人はしばらく情勢を見てからやろう とする。 そんなバカな、船出じゃあるまいし。 最高の権力を握って国民の負託に応えなきゃならん ときは、すぐにやらなければならない。 社長でも何でもそうだ。 熟慮断行という言葉もあるけど、もう30年も...