「 2016年04月26日 」一覧
後の人達へ伝えられるものを残せる人(四人の妻) (2-2) 第 211 号
釈尊が祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)に滞在 していた時のこと、弟子たちに四人の妻を めとった男の話をしたことがあります。 その男の第一の妻は、夫が最も愛する者で、 いつでもそばにかしずかせていました。 第二の妻は常にそばにおいて言葉を交わし ているけれども、第一の妻ほどには愛 していませんでした。 第三の妻はときどき会っては慰め あっていました。 ...
後の人達へ伝えられるものを残せる人 (2-1) 第 210 号
常(つね)に慈心(じしん)を行(おこな)う 慈心とは慈悲(じひ)の心のことで、『観無量 寿経(かんむりょうじゅきょう)』にある「仏 心とは大慈悲これなり」といわれるように 仏教の神髄であり、これを実行すること が仏道を歩むことに他ならないというのです。 人を愛することは「言うは易く 行うは 難し」で、だれしも口先で言うことは 簡単でも、実際に実行することは 至難の業...

