拝啓、がんの神様へ(後半)+風邪予防 第 59 号

 思いやりの心に触れた時、なぜ私たちの

心はほわっと温かくなるのでしょうか。

 不思議ですね。

 それでは、前半の続きをどうぞ。

────────『今日の注目の人』──

長堀 優(育生会横浜病院院長)

    ×

村上 和雄(筑波大学名誉教授)

───────────────────

【長堀】

 実は彼女には肝硬変の夫がいたんです。

 子供がいなくて親戚も近くにいない

から、お互いに支え合って生きて

いかなければいけない。

 だからこれ以上入院を続けて、家を空けて

いるわけにはいかないと言うんですよ。

 本当は旦那さんより奥さんのほうが、

病状はよっぽど重いんです。

 でも彼女はこう言いました。

 「夫のことが私は心配なんです。

 あの人は私がいなければ

どうしようもないから。

 だからいつもがんの神様に、『もう少し

おとなしくしていてくださいね。

 私はもう少しあなた(がん)と頑張って

生きていきますから、大きくならない

でくださいね』ってお祈りしている

んですよ」って。

 私はその言葉にとても感動しました。

【村上】

 それは偉い方だな。

【長堀】

 がんというのも細胞であって、米国の細胞

生物学者ブルース・リプトン博士は「細胞

一個一個に、感性がある」という

話をしています。

 例えば単細胞のミドリムシは餌があれば

寄っていくし、毒が来ると逃げていく。

 単細胞ですから脳みそも神経もないわけ

ですが、そういったことが全部分かる。

 だから博士は「細胞はそれだけで

完璧な生命体である。

 しかも生きる感性を持っている」という

ことを言っているんです。

 そうであれば、がんも細胞ですから

生きる感性があるので、当然人間

の思いとも関係してくる。

 実際、彼女は長く生きたんです。

 もって一年という診断でしたが、

三年半あまり生きることができた。

 私は彼女の思いが、がん細胞に届いた

のだと思っています。

 致知出版社の「人間力メルマガ」

  連載「生命のメッセージ」

      2016年2月号P108

 例年に比べると流行が遅いですが、

インフルエンザ注意報が出ました。

 受験生がおいでのご家庭では、神経を

とがらせておられるのでは

ないでしょうか。

 このインフルエンザの予防に意外な

ものが役に立ちます。

 一般的に、体温と抵抗力には

関係があります。

 つまり、「体温高い=抵抗力高い 」

      「体温低い=抵抗力低い」

            という事です。

 体温は足下が冷えてくると、

低下しやすいんです。

 特に床と密着している皮膚が冷たく

なってくると、体温が低くなるんです。

 フローリングが多くなっている日本の

住宅の場合、冬場は床暖房を入れる

のはムリでもカーペットなどで

足下を保温するとインフル

エンザにかかりにくくなります。

 さらに体温だけではなく、室温差も

重要だといわれています。

 室温差がありすぎる家・・・

 リビングだけは暖かいけど、トイレ

なんて凍りそうなくらい寒い場合

には、その温度変化によって

体温が上下し、抵抗力に影響するんです。

 その意味では、家全体がまんべん

なく”うっすら温かい”という

のがベストでしょう。

 そしてどんなに寒くても窓などを

開けて、一定時間換気する

ことも大切です。

 締め切ったままの部屋にいると、

いつの間にか侵入したウイルス

を強制的に空気とともに

追い出すわけです。

 このインフルエンザの季節を「足下の

温度」に気をつけて、インフルエンザ

を撃退し乗り切って下さい。

 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。 感謝!

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