2022/09/13 (火) 7:30
こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「体幹が弱い人の特徴とその強化策（改訂版）」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12762519681.html
今回は「認定トレーナー紹介10【杉山正義さん】」です。
・図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12763837771.html
杉山正義さんは、兵庫県尼崎市で整骨院を経営されており、施術と併せるような形で運動を積極的に取り入れられています。
Ｑ.ではプロフィールからお願いします。
私は大学卒業後、サラリーマンを10年間やった後、コンビニの店長をやっていた時にこの業界とご縁させていただきました。
それからは、10年間の整骨院勤務をへて、2016年に開業し現在に至っております。
この業界に入った動機は、ある先生に誘われたからですが、患者様の喜んで帰られる姿が自分の喜びに繋がって、生き甲斐を感じこの仕事で生きていこうと決めました。
2年前にはパーソナルトレーナーの資格をとり、
施術補助としての運動療法や補強のための運動指導も始めました。
Ｑ.若返り筋メソッドとの出会いとそれをどのように活用されていますか？
Ｋ先生の勉強会で岡田先生とご縁させていただいたところから始まって、Ｋ先生から信頼されている岡田先生のメソッドにも興味を持つようになりました。
若返り筋メソッドはＯさんＳさんと岡田先生の3人で開催された体験会に参加し、それから本格的に学ばせていただくことになりました。
若返り筋などのインナーマッスルは、運動経験者の方は当たり前のように操っておられますが、ふつうの方はそこが全然使えていないことに気付かせていただきました。
また、運動指導者の方から一般の方への指導の際には、そこが抜け落ちていることが多いので、大腰筋など若返り筋の重要性を伝えていきたいと思いました。
そういうわけで、
若返り筋の重要性や使い方を自分の言葉でお伝えできるように常に心掛けています。
自分でやり始めてまず感じたことは、痛くていやな筋肉痛は出ないのに、さぼっている筋肉が目を覚ましたような良い感じの筋肉痛が出ることに驚きました。
実際の仕事の中では、最後のワンポイントというか、治療の延長線として、動いたことがないところが動いたという認識を持ってもらえ喜ばれています。
Ｑ.気に入っているところや喜ばれているところがあれば教えてください。
若返り筋メソッドの何が気に入っているかといえば、「安全でしんどい」「安全できつい」という点です。
安全ときついは全く反対のような言葉ですが、それなのにそれを両立できた内容になっているというか、ゆっくりと伸ばすことによって脂肪が燃焼する感じがします。
他の筋トレの場合は、やった後にお腹が空いたりするのですが、若返り筋メソッドの実技セミナーには空腹で行っているのに、終わってみたら空腹が収まっているという体験をしました。
これは確かに脂肪をエネルギーに使っている体操だということを実感しました。
日常、施術の際に運動療法をお伝えすると、たとえば、筋肉絞り体操の上体伸ばしねじり体操や、つる亀体操のハニカム体操など、伸ばしながら捻る動作は、
うまくできなくても効果が低いだけで傷めたりしないので、安全で傷めるリスクが低い体操だと思います。
早朝にはトレーナー仲間と30分のZoomセミナーを行っているのですが、ここでは運動が習慣になっていない人、興味があってもしない、できないという人に対して、いかにして運動していただけるかを考え、あの手この手でお伝えしています。
体のサポートインナーなどとの比較を通じて説明したりしています。
たとえばインナーを着用すると、ゆがみが補正され楽になったり姿勢が良くなりますが、インナーだけでは、筋力が付いたり体が強くなったりはしないことをお伝えし、
「抜本的に解決するにはこういう運動が必要ですよ」というように、それに最適な体操などを紹介しながら具体的に説明させていただいています。
Ｑ.参加者の感想はどんな感じですか？
「ちょっと体を動かすだけでも気持ちよくなった」とか、「3分動かすだけでも、体の変化、心の変化が起きました」とか、「毎日続けたら絶対に良くなると感じました」など、この短時間の間でも変化を感じていただいています。
すかさず、「専門家についてもらったら我流でやるよりも圧倒的に大きな変化が出ますよ」
ということをお伝えしています。
こんなやりとりの中で、ラジオのパーソナリティのように進めています。
また、日常の施術の中ですが、若返りメソッドを体験していただいた70代の男性の方は、「一回の排尿でしっかりとオシッコの量が出る様になった」と言ってもらえました。
それは大腰筋が伸び縮みの際にしっかりと腎臓を刺激するからだということをお伝えしました。
ある70代の女性の場合は、ハニカム体操などしっかりと体幹を伸ばす体操をしてもらうと、「今まで伸びたことがないところが伸びている」とびっくりされていました。
この体操の後は体が軽く動きやすくなるので、抜けると物足りないという感想もいただいています。
Ｑ.では、今後の抱負を語ってください。
「長生きしたら家族に迷惑をかけるから」あるおじいちゃんがと言っていたのですが、そのおじいちゃんに対して「家族に迷惑をかけたくないのであれば、家族に迷惑をかけないような体づくりをしましょうよ」とお伝えしています。
患者さんが寝たきりにならないことにより、その方の家族がお世話しなくて済むようになるのですから。
患者様で親の介護でボロボロになってらっしゃる方が何人かいらっしゃるのですが、そんな方を減らして行く為にも高齢者には運動に興味を持っていただきたいです。
今からでも遅くないということで、自分の母親くらいの年代の方に提案してもなかなか響かなかったのですが、しっかりと変化を感じてもらえると響くようになりました。
こういう活動を通じて、お役に立てたらと思います。
杉山正義さん、貴重なご意見ありがとうございました。
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『10年後の常識！健康のツボ』
第802号 2022年9月13日
発行者 健康水先案内人／岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人／岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!
