自分達の人間力を高めて仕事の質を向上させる 第 2,527 号

本日ご紹介させていただいくお話は、
第4回社内木鶏全国大会で【感動大賞】
を受賞された、株式会社ヤマサコウショウの
佐々木社長様が発表された内容の一部です。

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(佐々木)
私が社内木鶏会を導入したのは平成22年の
10月です。
最初は不慣れだった発表も回を重ねるごとに
上手になり、社員から木鶏会が楽しみとか、
やって良かったという意見が出るように
なりました。

社員の幸せにも繋がり、会社はもっと
良くなるという確信を持てました。

しかし木鶏会の本当の力を実感したのは、翌年
の3月11日に発生した東日本大震災からの
再出発です。


工場が津波で全壊、大事な社員も5名が
帰宅途中に津波の犠牲になりました。

これからどうやって再建させようか、
明確なビジョンも社員に示せない状態で、
そんな矢先に私は足を怪我してしまいました。

その時に私を支えてくれたのが、
当社の社員たちでした。
私の代わりに瓦礫の撤去を
進んでやってくれました。
ひどい現場での作業にも嫌な顔一つせず
取り組んでくれたのでした。

私が感謝の気持ちを伝えると、
どの社員も自分のことは口にせず
仲間の頑張りを讃えるのでした。

木鶏会で学んだ思いやりの心、美点凝視、
仕事は一人では絶対できないなど、
社員一人一人が実践してくれているのを見て、
私はこの時ほど社内木鶏会を導入して
良かったと思ったことはありません。

悲しいことがいっぱいありましたが、
こういう時こそ木鶏会を行って、
元気と希望を持とう、
と皆が思ってくれていたのだと思います。

当社は震災で工場などすべて無くしましたが、
社員という一番大事な財産が残りました。

私は生かされた者の一人として、
何をしなければならないかを深く考えました。

私がやらなければならないことは、
やはり社業を通じて世の中の
お役に立つことしかないと思いました。
そしてそのために必要なのは、
自分達の人間力を高めて仕事の質を
向上させることだと思います。

今、私が信条としている言葉は「不撓不屈」です。
これからも不撓不屈の精神で小さいながらも
一燈を灯し萬燈行の一つになれるよう
社員一同頑張っていく所存です。

★イキイキとした職場をつくりたい皆様へ
第11回社内木鶏全国大会の詳細はこちら 

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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