自分の「想い」を高くすればできる!!心底その人の気持ちになればできるんだ 1,967号

 今日は、大ヒット車「シビック」のデザイン

担当として、カーオブザイヤー大賞を受賞

されるなど、日本の自動車デザイン界

の第一人者とされる岩倉信弥さん

のお話をご紹介します。

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「本田宗一郎のデザイン論」

岩倉信弥(多摩美術大学理事・教授、

           本田技研工業元常務)

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本田宗一郎さんはいつもしつこいくらいに
「いいものをつくるにはいいものを見ろ」
とおっしゃっていました。

ある時、こんな苦い経験をしたことが
あるんです。

「初代アコード」の四ドア版をつくって
いた時のことでした。

僕らのデザインチームは、四ドアを従来の
三ドアの延長線上に考えて開発を進めていた。

ところが本田さんは、「四ドアを買うお客さん
の層は三ドアとは全然違うぞ」
と言って憚らない。

ボディは四角く、鍍金を付け、大きく
高そうに見えるようにしろと言われるのです。

僕は内心、そんな高級車はよその会社に
任せればいいと考えていました。

ほんの気持ち程度の対応しか見せない僕ら
に、本田さんは「君たちはお客さんの気持ち
が全然分かっていない。自分の立場でしか
ものを見ていない」

と日ごとに怒りを募らせてきます。

毎日よく似たやりとりが続き、
我慢の限界を感じた僕は

「私にはこれ以上できません。
 そんな高級な生活はしていませんから」

と口にしていました。

本田さんはそれを聞くなり

「バカヤロー!」

と声を荒げ、

「じゃあ聞くが、信長や秀吉の鎧兜や陣羽織
 は一体誰がつくったんだ?」

と言われたんです。

大名の鎧兜をつくったのは、
地位も名もない一介の職人。

等身大の商品しかつくれないのであれば、
世の中に高級品など存在しなくなる。

自分の「想い」を高くすればできる。
心底その人の気持ちになればできるんだ。

つくり手は、その人が欲しいのは
こういうものだということが
分からなければダメなんです。

想像する力ですね。

「像」を「想」う。

その人になり切る。それができなけ
ればよいデザインは生まれない、
と教えてくださったんです。

僕が四十歳になった時
「形は心なり」という言葉が
ふっと胸の中に浮かんできました。

やはりいい心でものを考えないと
いい製品はできないし、形のいい製品
はやはりいい心でできているんだなと
思うようになりました。

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  今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝! 

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