私たちが生きているのは今 ! この瞬間だけ 第 2,031 号

9歳で歌手デビューを果たし、
歌手人生で世に出したヒット曲は数知れず。
日本歌謡界の女王・美空ひばりさんの生き
方を、小林正観さんのお話から学びます。

一瞬一瞬を大切に生きたその姿勢は、
皆さまの人生をよりよくするヒントになる
でしょう。


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美空ひばりさんはずっと歌を歌ってきました。
自分のわがままで何をしたいとはほとんど言い
ませんでした。

こうせざるを得ない状況でやるはめになった
ことを、そのまま淡々と、ああだこうだ
言わないでやってきただけ。


自分の意思で、自分のわがままで生きてきた
のではない。いつの間にか知らないうちに女王に
祭り上げられて、すごい人ということになった
けれども、彼女は自分のやりたいことを押し
とおすために人をかきわけ押しのけて女王に
のし上がったのではありません。


やらされることを「はいはい」と言ってやって
きたら女王と言われるようになって、歌謡界の
最高峰に立っていた。


それを思い出したときに、美空ひばりは
本当に万感の思いを込めて『川の流れの
ように』を歌ったのだと思います。

皆さんにちょっと質問します。

今日寝て起きたらいつでしょう?

今日寝て起きたら「あした」と
思った人がいるかもしれませんが、
今日寝て起きたら「今日」です。

「あした」という日は永久に来ない。今日の今
この瞬間が私たちの目の前に存在するだけで、
「あした」という日は永久に来ません。

今日の今この瞬間に目の前のこと、
人、物を大事にしない人は、
「あした来る人を大事にすればいいや」
と思っている間に、
目の前の人がいなくなってしまうのです。

「ああ、あの人を大事にしてあげればよかった」

と、その去っていった人を一生懸命おもんばかっ
ているうちに、目の前にいた人が「じゃあね」
と言ってまた去っていくわけです。
そういうふうに、ずっと思い出、過去を
追いかけている。今日の今この瞬間だけ。

私たちはものすごく大きな広がりの時間・空間
の中で生きているように勘違いしていますけれ
ど、私たちが生きているのは、この瞬間瞬間、
この刹那刹那だけ。

だから、大事にできる人は目の前に存在する
人だけ。


そして、大事なこと、人、物というのは、
きのう存在したわけではなく、あした存在する
わけでもなく、今目の前に存在する。そのこと
が自分の人生の中で最も大事なことなのです。


だから、「大事な人」はいない。
すべての人が大事だとわかってくるわけです。

※本記事は致知出版社刊『宇宙を味方にする
方程式』(小林正観・著)より一部抜粋
したものです。


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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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