確信を持ってそこまでやらなくては身につかない = 2-1 = 第1,393号

音読などを取り入れた陰山メソッドで知られる
陰山英男先生。

NHK Eテレ『にほんごであそぼ』の総合指導などを
務める齋藤孝先生。

「陰山メソッド」「齋藤メソッド」といわれる
独自の教育法の中で、ともに重視されているのが
音読の実践と、その学習効果についてです。

最新号の『致知』2019年6月号より
対談記事の一部をご紹介します。

【齋藤】

私の経験からしても、やはり音読はいいですね。

以前子供たちを二百人くらい集めて音読する、
といったことをよくやっていましたが、
先生が先導する復唱方式でやった場合、
『坊っちゃん』は一冊通しで
六時間くらいで音読できます。

この時、大切なのは先生のリズムに合わせることで、
意味の纏まりごとにイントネーションを
つけながら読むと、意味がよく伝わるんです。

学力はバラバラでも、
音読ができると子供たちは
誰でも自信を持つようになります。

優れた教育法として、
音読がなぜ江戸時代から伝わってきのか。
そのことの意味を改めて考えさせられますね。

例えば、宮澤賢治の『永訣の朝』にしても、
音読をして解説をして、
また音読をして解説をする。

そうやって七、八回音読を繰り返すと、
子供たちは次第に暗誦できるようになります。

最終的に大事なのは
自然に暗誦してしまうまで導いてあげることで、
無理矢理知識を詰め込む教育法とは違って、
最も弊害が少なくていいのではないかと考えています。

【陰山】

いや、いま齋藤先生は七回、八回と
おっしゃったじゃないですか。

さすがに現場を踏んでいらっしゃるなと
とても感心しました。

僕の経験から考えても、
力が出る反復回数はやはり七回からなんです。

結果を出している教師は皆、
口を揃えたかのように「七回」と言います。

三回、四回、五回の反復ではまず結果が出せない。

【齋藤】

一時間あれば、七回は反復できますよね。
『平家物語』の「那須与一」でも
「敦盛の最期」でもいいのですが、
状況を説明した後に読んで、
また読んでということを一時間繰り返すと、
子供たちは次第にその日本語に慣れてきて
「この言葉はかっこいい」などと感じるようになります。

音読の後で

「現代語訳と原文と、どちらが日本語としていいか、
 好きなほうに手を挙げて」

と聞くと、百%原文なんです。
それが日本語の格の違いということなのかもしれませんね。

徹底練習は七回、八回とやり続けた時に、
ようやく染み込んでくるわけですが、反対に
「確信を持ってそこまでやらなくては身につかない」
という言い方もできるでしょう。

※齋藤孝先生が監修した
『国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル』

小学校全学年対応。現在5刷。
続々増刷を重ねるロングセラーです。
(大人の方にも楽しんでいただけます)

 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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