目の前の出来事を.しっかりと考えて消化していくことが必要です 第 877 号

 ともに若くして海外で腕を磨き、世界を

舞台に、その才能をいかんなく発揮

してこられたお二人の医師に

ご登場いただきました。

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佐野 俊二
(カリオルニア大学サンフランシスコ校外科学教授)
   ×
南 和友
(ドイツ ボッフム大学 永代教授)
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【佐野】
 僕がいつも思うことは、医者の世界という

のは野球と一緒で、ナチュラルタレント

のある人間はたくさんいるんですよ。

 「こいつは才能がある」とか「こいつは手

先が器用だ」とかいうのはいっぱいいる。

 だけど実際にその中で、本当にいい心臓

外科医になっているのはほんの

一握りですよね。

 野球でも10年に一人の逸材と言われる

選手が毎年のように出てくるじゃ

ないですか(笑)。

 でも、その中のほとんどは一軍にも

入れない、スターにもなれない。

 なぜそうなるかと言えば、才能が

あっても努力しないからですよ。

 自分に才能があって、何をやっても

ピッとできてしまうから、それ以

上の努力をしなくなるんです。

 やはり伸びる人間というのは、性格

がいいと僕は思うんですよ。

 それなりの才能があって、なおかつ人

の言うことを何でも聞いて、もっと

努力しようとする。

 それっていうのは、素直な人間で

ないとできないでしょうからね。

【南】
 それに加えて、自分のやっていること

が本当に正しいのかを、検証する

姿勢も大事ですね。

 目の前の出来事を、しっかりと考えて

消化していくことが必要です。

 そしてそれには、自分がやっていること

を周囲に見てもらって他人に評価して

もらうことも欠かせません。

 その点、他人の評価を受け入れると

いう意味で、やはり素直な心が

大事になってきますね。

【佐野】
 あとは自分をどんな環境に

置くかだと思います。

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 『致知』  2017年12月号

            特集「遊」P56

今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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