生きとし生けるものすべてを生かそうとする優しい思いやり = 2-2 = 第 2,553 号

= 2-1 = からの続きです。

「そんな思いやりに満ちた心などといっていては、
厳しいこの社会をわたっていけるのか」と、
疑問に思われることもあるでしょう。
そうではありません。善き心こそが、
強大なパワーを持っているのです。

このことを、私は第二電電(現KDDI)の
経営を通じて実感しました。
第二電電を立ち上げたとき、京セラの
ような中堅企業が国家事業に名乗りを上げ、
NTTに立ち向かうのは、まるで
ドン・キホーテのようだと揶揄されました。

その後、国鉄を母体とする日本テレコム、
また建設省、道路公団を中心とする
日本高速通信が新規参入しましたが、
いずれも官業を母体とし、
鉄道網や高速道路網という、
全国にまたがるインフラを持っていました。

一方、第二電電は、情報化社会の到来に向け、
国民のため通信料金を下げたいという純粋な
思いのみで、徒手空拳参入し、彼我の差は
歴然としていました。


しかし、第二電電はその設立の趣旨に共鳴した
社員が、ネットワーク幹線の構築や顧客獲得
などで涙ぐましい努力を重ねてくれたのです。

また、そんな社員の懸命な姿は、
代理店やお客様など社外の多くの方々の
共感を呼び起こしました。このことが
あればこそ、第二電電は今日もKDDIとして、
隆々と成長発展を重ねているのです。

経営資源に恵まれ、
成功すると思われていた企業が消え去るなかで、
ただ「世のため人のため」という純粋な思いを
経営資源とした第二電電が成長発展を重ねた。
このことは、人間や集団を成長へと導いて
くれる要諦を示しています。

それは、純粋で気高い思いには、素晴らしい
パワーが秘められているということです。

(『致知』2006年10月号「巻頭の言葉」より)

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★稲盛氏も『致知』の愛読者でした

「人生の成功、不成功のみならず、経営の成功、
不成功を決めるのも人の心です。私は京セラ
創業直後から人の心が経営を決めることに気づき、
それ以来、心をベースとした経営を実行して
きました。

我が国に有力な経営誌は数々ありますが、
その中でも、人の心に焦点をあてた編集方針を
貫いておられる『致知』は際だっています。
日本経済の発展、時代の変化と共に、
『致知』の存在はますます重要になるでしょう」

──稲盛和夫

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致知出版社の人間力メルマガ

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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