海人たちのエネルギーは.歴史を動かす原動力になった = 2-1 = 第 2,184 号

 神話の時代から国家の誕生まで―。歴史に

隠されたミステリーに迫る。古代史には

知られざる多くの謎が残されている。

 ヤマト建国に尽力しながらも歴史の闇に葬ら

れた出雲勢力の恨みとは?「古代史最大の

悪人」とされる蘇我氏は、実は大和

朝廷の中央集権化を進めた改革派だった!

 本書では、通説の裏に隠された数々の謎と

その真相を、図解とともに鮮やか

に描き出していく。

 古代日本の流通は、船つまり海や川を利用

した水上交通が主流だった。日本を支配

するには、瀬戸内海の制海権を

確保する必要があった。

 大阪が商都として栄えたのは、瀬戸内海に

にらみをきかせる要衝だったからだ。

 西日本の交通が瀬戸内海の水運を中心に回って

いたのに対して、東日本では陸上交通が発達

していく。平家が水軍を駆使し、かたや

源氏が騎馬戦を得意としたのは、この

ような古代から続く「交通手段の

違い」の影響がある。

 日本は島国だ。そして、地形が入り組んでいる。

騎馬が疾走できるような大平原は限られている。

 大河川の周辺に、古代の地方行政の中心が

据えられ続けたのは、河川を利用した

流通が発達していたからだ。

 九州の福岡にある高良山に登った。高良大社

の脇に展望台があって、そこから望む筑紫

平野はあまりに雄大だった。そして、高

良山には古代の山城の痕跡がある神籠

石があり、中世に至っても軍事

要塞の役目を負っていた。

 北部九州の軍事の要は、高良山だったのであ

る。古代史は、やはり現場で感じるものだ。

 関裕二『「古代史」闇に消えた謎を解く』

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  今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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