正月飾りと縁起物 第 866 号

あけましておめでとうございます

 みなさまには新しいこの一年の無事と

健康や幸せを願われたことでしょう。

 ところで正月飾りも今はずいぶんと

簡略化されていますが、飾り物ひと

つにも大切な意味があります。

 古来から引き継がれてきた「しき

たり」や「いわれ」を大切にして

いきたいものです。

 清々しい中で歳神様を迎える玄関口な

どの門松は歳神様が降りてくるとき

の目印となり、「松は千歳を契

り、竹は万代を契る」との諺

にもありますように松には

長寿、竹には発展への願

いが込められています。

 しめ飾りは不浄なものを寄せつけず、

清らかな場所であることを示す。

 また、赤い実の南天も、福寿草の花と

セットで「難を転じて福となす」と

いう縁起物として正月飾り

用いられます。

 鏡餅は歳神様の神霊が宿る神聖な供物

であり、丸い形は円満を表します。

 お正月を祝う食卓にはお屠蘇を味わい

たいもの、今で言う予防医学の一つ

であり、胃腸の働きを助けると

言われています。

 お屠蘇は、いくつかの漢方の生薬(山椒・

桔梗・桂皮・陳皮・防風等々)を刻んで

組み合わせ、布などで包んだ「屠蘇

散」を一晩浸したお酒。

 寒い時期にお酒で血行を良くし、薬効を

全身にいきわたらせる狙いがあります。

 尚、神様にお供えしてからいただく

お祝いの料理であるおせちに関して

お正月行事と暦 第 46 号

書いております(参考にして

いただければ幸いです)。

 それぞれの地域や家庭で語り継がれて

いる事柄も多い「正月飾り」や「縁起

物」そして「しきたり」、この伝統

は受け継がれて出来ていくもの

であり、この気持ちを大切

に守っていきたいものです。

 本年もどうか宜しくおつき合い

の程お願い申し上げます。

 今日1/2(火)は、1年で満月が最も大き

く見える「ス-パ-ム-ン」明るい

お月様が観測できるようです。

 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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