様々な事情を抱えた方の感情を受け止める 第1,567号

妊娠をしながらの乳がん治療。
苦難の道のりを迷うことなく突き進んだ
清水奈緒さんは、息子を出産した112日後に
29歳の若さで天国に旅立たれました。

奈緒さんの夫で元読売テレビキャスターの
清水健さんは現在、がん撲滅のための講演
活動などに注力しています。清水健さんが

語るいまも忘れられない出逢いの

エピソードをご紹介します。

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(清水) 
他にも忘れられない出逢いがたくさんあります。
あるお母さんと中学生の娘さんが2人で聞きに
来られました。そのお母さんが講演中に、
ものすごく涙を流されているんです。

聞けば、ご自身がいままさに乳がんと闘っていて、
娘さんの前では一度も泣いたことがなかったのに、
その時初めて泣いてしまったと。
後日その娘さんから手紙が届きました。

「お母さんの涙を見ることができてよかった。
私のことをこんなに思ってくれていたんだと
知ることができました。お母さんと一緒に、
知ることができました。

(―感動溢れるお話ですね。)

(清水) 
講演を重ねる中で、皆、泣きたい思いや弱音を
必死で堪えているのだと気づかされました。

親しい間柄だからこそ弱さを見せられない
ことってあるのかもしれません。

第三者である僕の講演会だからこそ、周囲を気に

せず涙を流したり、気持ちを吐き出すことができる。

そう思った時、こうした涙を流せる場があって
ほしいと思うようになりました。
妻の闘病中、僕には涙を流すことができなかった。
だったら、いま僕がマイクを持たせてもらい、
場をつくろうと。

(―様々な事情を抱えた方の感情を受け止めると
いうのは、とてもエネルギーが要りますよね。)

(清水) 
ここまで自分の心をいじめていいのかなとも思います。
ただ、僕がすべてを受け止められているとは考えて
いません。

それでも、苦悩を抱える方々に寄り添い、
「あなたは一人じゃないよ」とだけでも
伝えられたらと思っています。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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