本当は人知れずいろんな葛藤を抱えながら生きてきた 第 2,733 号

作家・五木寛之さんの作品を
デビュー時から愛読してきたという
東洋思想家・境野勝悟さんの要望で、
『致知』4月号(最新号)にて初対談が
実現しました。

「70歳からは人生の黄金期」
「縁ある人を喜ばせたい」等々、
共に90年の年輪を重ねてきたお2人の言葉、
そして悟りにも通じる心境は圧巻。
お2人の話からは人生百年時代を生きる
知恵と勇気を与えられます。

4月号の一部をお届けいたします。

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〈境野〉
早速ですが、五木さんが先般出された
この『人生百年時代の歩き方』というご本は
素晴らしいですね。
どこを読んでも感動するんですが、
一番胸を打たれたのは、世の中というのは
うまくいかないものだとした上で、
このように説かれている件です。

「にもかかわらず、
なんとか今日まで生きてきたこと、
とりあえず、今生きていること、
そのことの価値をこそ認めて、
自分を評価してあげなければ
いけないのではないでしょうか」

「人生思いどおりにならないなと
悩みや迷いを抱いたときこそ、
『生きているだけですばらしい』と、
自分を再評価してほしい。
悔い多き86年(編集部註・同書制作当時)
を生きてきた、私の実感からの提案です」

この「生きているだけですばらしい」には
胸が震えました。
そして最後に「私の実感からの提案です」と。
どこかの偉人の言葉ではなく、
ご自身の実感からの提案と書かれているのが、
五木さんの素晴らしいところだと思うんです。

デビュー以来、たくさんの
話題作を発表してこられた五木さんは、
一介の学校教師に過ぎなかった私からすれば
憧れの存在で、
悔いなんかない人だと思っていました。
けれども、本当は人知れずいろんな
葛藤を抱えながら仕事をしてこられたのですね。

〈五木〉 
自分のことをおっしゃられると
気恥ずかしい限りです。

私は両親をとても早くに亡くしましてね。
いまならいろいろしてあげられることも
あるでしょうけれども、
当時の自分には何もできなかった。
一番の悔いといえば、そこですね。

★この対談では、
「人に会い、語り合うことの大切さ」
「やればできる」
「地獄の中で聞こえてきた歌声」
「八方塞がっても、あと二方がある」
「周りから喜ばれる惚け方」
「90年の歩みを経て見えてきたもの」
など人生の知恵が満載です。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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