最も良い情報源の数々は.長年にわたって親しくなった知人 = 2-1 = 第 871 号

 同胞の無理解を超えて独ソ戦を予言し、

対米参戦の無謀を説き、王室を仲介と

する和平工作に砕身した小野寺信。

 大戦末期、彼は近代史上最大級の

「ヤルタ密約」を掴み、ソ連の

日本参戦情報を打電する。

 ユダヤ系諜報網から得た正確無比な

オノデラ電は、しかし我が国中枢

の手で握り潰された。

 欧米を震撼させた不世出の情報士官

の戦果と無念を完全スクープ。

 1945年2月、ソ連クリミア半島のヤルタ

で、米英ソ巨頭会談が行われた。

 ここで対日密約が結ばれ、ドイツ降伏後、

90日以内にソ連が日本に対して、日ソ

中立条約を侵犯して参戦すること、

参戦の代償として日本が南樺太

をソ連に返還し、千島列島を

引き渡すことが定められた。

 このヤルタで密約が結ばれたという情報

を、会談直後に秘かに入手して、北欧の

中立国スウェーデンから、機密電報で

日本の参謀本部に打電した人物が

いたことをご存知だろうか。

 第二次大戦をとおして、帝国陸軍の

ストックホルム駐在武官だった

小野寺信少将である。

 小野寺は、大戦前から知己を得た

ポーランドやバルト三国の情報

士官から、「諜報の神様」

と慕われた。

 また連合国の機密情報を次々と掴み、

連合国側から「枢軸国側諜報網の

機関長」「欧州における日本の

情報収集の中心」と恐れられ

た伝説の「インテリジェン

ス・ジェネラル」だった。

 英国国立公文書館には、チャーチルの

メモのみならず、15世紀以前にさか

のぼるイギリス政府の公文書

が保管されている。

 かつてイギリスは世界の陸地の4分の1

を支配し、七つの海を自由に航海

する世界帝国だった。

 その覇権の源泉となったのが卓越した

情報収集と正確な分析力、つまり

インテリジェンスだった。

 全世界で入手された政治、経済、軍事

など多種多様な情報が本国で入念に

分析され、ファイルに蓄積され、

戦争や外交交渉に活用されてきた。

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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