時代が変わろうと変わらない真理がある 第 2,716 号

『致知』3月号が発刊されました。
テーマは「一心万変に応ず」
心の持ち方ひとつで、
人生の様々な変化や苦難を乗り越えていける
という意味の言葉です。

その巻頭では、『致知』でお馴染みの
鈴木秀子先生(文学博士)、
數土文夫先生(JFEホールディングス名誉顧問)、
横田南嶺先生(臨済宗円覚寺派管長)
「心の力をいかに高めるか」について
お話し合いいただきました。

ここでは大企業のトップとして
様々な厳しい改革にも取り組まれた
數土先生のお話の一部を紹介します。
數土先生はいまの日本人について、
どのように感じられているのでしょうか。

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(本誌)
先生方にはいつも『致知』で
人間学の精髄ともいえる教えを
お伝えいただいており、
ありがとうございます。
先生方の記事を心待ちにし、
人生や仕事の糧としている
読者も多くいらっしゃいますが、
新たな年を迎えて、
それぞれにいま何を感じられているか
というお話からお聞かせください。

(數土)
4点ほど申し上げておきたいのですが、
私はこの20~30年間、
ずっと気になっている問題がありましてね。
それをひと言で言えば、
日本人から覇気が感じられなくなったことです。

去年は特にその思いを強くした年でもありました。
もう歯止めが利かないくらいに覇気がない。
これは非常に由々しきことだと感じています。
これがまず1点。

2点目はすべての職域、政治家から一般の
人まで倫理観が失われている。
そして3点目は日本人が世界に出ていって
一流の人に会う、
あるいは最底辺の環境にいる人たちを見て
定量的に自分の位置を評価することを
しなくなったことです。

世界に出ようとはしないのに
AIだとかDXだとかGXだとか、
情報の進化ばかりが注目を集めているでしょう? 
そうなってしまったのは、
ひとえに日本人が歴史を学ばなくなったからです。
それを4点目として挙げたいと思います。

(横田)
いまおっしゃった4点は
どれも大切なご指摘ですね。

(數土)
もう一つ加えるとすると、
「ウサギとカメ」のウサギではないですが、
日本人はちょっと成功すると
慢心し油断してしまう傾向がありますね。
だけど、この変化の激しい時代
休んではいけないんです。
大切なのは……

★この座談会では
「平和に暮らせるのは奇跡のようなこと」
「相反するものを備えて人間は成長していく」
「置かれている環境を乗りこなす」
「時代が変わろうと変わらない真理がある」
などいまの厳しい時代を生き抜く教えが
語られています。
内容はぜひ誌面でお読みください。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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