尖閣や先島諸島に中国が来た時の我が国防衛 第 2,679 号

 現実味を増す台湾有事に備え、自衛隊の元最高

幹部たちが「有りうるかも知れない有事の形」

をシミュレーションしてみた。シナリオは、

グレーゾーンでの戦いの継続、物理的な

台湾の封鎖、全面的軍事侵攻、終戦

工作の4本。実際に有事が発生し

たら政府は、自衛隊は、そし

て国民は、どのような決断を迫られる

のか。リアルなストーリーを通じて、

「戦争に直面する日本」の課題をあぶり出す。

 結論は、日本は軍事的にも外交的にも内政的

にも、台湾有事への備えがわずかであり、

ても対応しきれないだろうということである。

 みんなどこかで『最後はアメリカにお任せ』

とおもっちゃっている。

 自衛隊元最高幹部は、中国侵攻について

4段階のシナリオを描く。中国の軍事

演習とともにサイバー戦が始まり、

日本と台湾が政情不安に陥る。

 それに続く台湾封鎖。そして、中国軍が

台湾に上陸し、尖閣、与那国も占拠さ

れ、最後は米中頭越しによる終戦。

 現在の日本は有事法制、物理的な防衛能力、

指揮命令系統、情報戦対応、台湾・中国

在留邦人の保護などあらゆる側面から

みても弱点だらけである。

 ハイブリッド戦への備えが急務である。国内

なら通信施設や発電所など重要インフラ

対するサイバー攻撃、中国や台湾でなら

現地の日本企業に対するサイバー攻撃、

フェイクニュース大量拡散などに

よる攪乱などをされた時点で

何らかの反撃ができるよう

に法整備をする必要がある。

 自衛隊が作戦を実行しようとした時、国交が

ないということから、台湾と連携しよう

にもその枠組みさえない。

 台湾海峡危機と言っても、そこでは必ず「台湾

をどうするかという問題と、尖閣や先島諸島に

中国が来た時の我が国防衛をどうするか」

という問題が混ざり合う。

 シミュレーションのシナリオは4種あり。

1、グレーゾーン事態が長期間継続する事態、

2、台湾全島が物理的かつ通信情報的に隔離

される事態、

3、中国が全面的に武力侵攻する事態、

4、中台紛争の終戦工作

岩田 清文 (著)『台湾有事。自衛隊

          最高幹部が語る』

の詳細及び書籍購入はこちら ⇑

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください