大事なことは「自分は絶対に屈しない!これでいくんだ!」と思い続ける 第 498 号

 近年、日本人が次々とノーベル賞を受賞して

いますが、そういう方々は日頃からいったい

どんなことを考えているのでしょうか。

 平成22年にノーベル化学賞を受賞された

米パデュー大学特別教授・根岸英一さんの

発見に至る思考のプロセスに迫ります。

────────[今日の注目の人]───

☆ ノーベル賞受賞者の頭の中 ☆

根岸 英一(米パデュー大学特別教授)

───────────────────

──新しい研究に取り組まれる際に、心掛けて

 おられることはありますか。

 「発見に至るプロセス」というものを考えて

いて、それに則って研究を進めています。

──発見に至るプロセス?

 まず出発点にあるのが、こういうものが

欲しいとか、こうなったらいいなという

「ニーズ」や「願望」です。

 セレンディピティー(思いがけない偶然

の発見)というのも確かにありますが、

そればかりに頼ってはいけません。

 次に、そのニーズや願望を達成する

ために作戦を練ります。

 そしてこの作戦でいこうと決めたら、

それに沿う方向で「系統だった

探究」を始める。

 この系統だった探究というのが実は

非常に難物で、これでいいのか、

間違っているかもしれないと思う

瞬間が何度もあるんですよ。

 失敗が続くと、こんなことをやって

いてもムダかもしれないと思う

ことだってあります。

──あぁ、分かるような気がします。

 そんな時に大事なことは、「いや、自分は

絶対に屈しない。これでいくんだ」と

思い続けられるかどうか、です。

 そう思い続けるには……

※根岸さんの研究者としての歩みは、

 本誌で7ページにわたって

たっぷりとお話しいただきました。

 『致知』2017年1月号

        特集「青雲の志」P10 

 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

              ございました。感謝!

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