善いことをすれば善い結果があらわれる = 2-1 = 第1,185号

 昭和の名宰相とされる佐藤栄作首相

から、中曽根康弘首相に至るまで、

昭和歴代首相の指南役を務め、

 さらには三菱グループ、東京電力、住友

グループ、近鉄グループ等々、昭和を

代表する多くの財界人に師と仰が

れた安岡正篤先生。

 その教えは人物学を中心として、没後

60年近くが経った今日なお、私た

ちの進むべき方向を示して

くださっています。

 しかしながら、「安岡正篤先生の名前は

知っていても、本はまだ読んだことが

ない」「ご著書が多く、どの本か

ら読めばよいか分からない……」

といったお声をお聞きする

こともよくあります。

 このたび、致知出版社では、安岡教学の

教えを後世へと伝えていくべく、若い

世代にもこれだけはぜひ読んでいた

だきたいという代表的良書10巻

を選ばせていただきました。

 人間学を一筋に探究してきた月刊『致知』

の創刊40周年を記念して刊行される

『安岡正篤活学選集』

 豪華化粧箱入りの永久保存版。

 若い方へのプレゼントにも

おすすめの選集です。

 “人間学の宝典”とも呼べるこの選集を、

ぜひ皆さまの座右に置き、繰り返し

紐解いていただければと願っています。

 なお、安岡教学を代表する10巻は、

人間学の宝典であり、名言・金言

の宝庫でもあります。

 選集の中から、印象に残る

言葉をご紹介します。

………………………………………

◆教師の使命◆

 教という字は人が他のお手本になって

後進を導くという意味ですから、教師

というものは言葉や技術で導くの

ではなくて、まずその人の徳

がその人に接するものの

手本にならなければいけません。

    (第1巻『人物を修める』より)

◆原因と結果◆

 人間には奇跡というものはありません。

奇跡などというのは研究不足、勉強

不足の者の言葉でありまして、

原因・結果というものは

常にはっきりしておるのです。

 悪いことをしますと、いつかは悪い結果

があらわれ、善いことをすれば善い結果

があらわれる、というのは厳粛な自然

の法則であります。

 したがって人間は因果律というもの

を大事にしなければなりません。

     (第2巻『先哲講座』より)

今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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