可愛がられる人間.使われやすい人間になること 第 979 号

 日本料理界の重鎮、道場六三郎さん。

 自らの体験から導き出された、

仕事の根本とは。

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 道場 六三郎(銀座ろくさん亭主人)

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 地元の調理師会の会長さんに頼んで

紹介状を書いてもらい、その方の

弟分が経営する東京・銀座の

「くろかべ」という日本

料理店で働くことになりました。

 母親としては、周りから嫌われたり、

いじめに遭ったりすることが一番

心配だったのでしょう。

 家を出る私に、「六ちゃん、人に可愛

がってもらえるようにせないかん」

と言葉を掛けてくれました。

(中略)

 「親や先生のいる前では真面目にやって、

見ていないと手を抜く人がいるけど、

とにかく神仏は全部見てござる。

 だから、陰日向があってはいけない。

 どんな時も一所懸命やらなきゃ

いけないよ」

 これらの言葉に従って、朝一番に店に

来て先輩の白衣と靴を用意しておい

たり、ボロボロになった高下駄

を修繕したり、あるいは、

親父さんから「ガス台

が汚いから綺麗に

しろ」と言われれば、

翌朝四時まで徹底的に

磨いてピカピカにしたり……。

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人間力・仕事力を高めるWEB chichi
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 新聞各紙に掲載されている、各界著名人

からいただいた『致知』推薦の言葉を

一挙のご紹介しています!

http://www.chichi.co.jp/blog

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 どうやったら親父さんや先輩が喜んで

くれるかということを常に考え、身

を粉にして仕事に打ち込みました。

 そうやっていると、思いがけず先輩が

料理のレシピノートを見せてくれたり、

新しい仕事を回してくれるように

なり、どんどん料理の腕を磨

くことができたのです。

 上の人から「あれをやれ、これをやれ」

と言ってもらえる存在になれば、様々

な仕事を経験でき、使われながら

にして引き上げてもらうことができる。

 ゆえに、仕事をする上で最も大事なの

は「可愛がられる人間、使われやすい

人間になること」に他なりません。

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道場さんの『致知』応援メッセージ
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 父の想い出の中に、いつも枕元に

修養書が有りました。

 今、私の枕元には『致知』が有ります。

『致知』のおかげで安心して

日送りが出来ます。

 私は店の者にも子供にも、『致知』は

「人生航路の羅針盤」、また、どこ

へ流れて居るのか不安な時の

「凧の糸」とも伝えています。

 風の流れ、世の流れ、何処に流れる

のか、糸を手操れば足元に帰ります。

 料理の世界も同じ事。世界で泳ぎ

基本に帰る。温故知新。

人間の常識本、それが『致知』です。

『致知』2016年7月号

  連載「二十代をどう生きるか」P100

今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝

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