古典落語は情愛や善悪、欲など人間の本質を表現している 第 804 号

 著者は1951年岐阜市生まれ。

 日本大学芸術学部卒業。

 1975年NHKにアナウンサーとして入局。

 鳥取、富山、札幌、東京アナウンス室を

経て、(財)NHK放送研修センター・

日本語センターのエグゼク

ティブ・アナウンサー。

 担当番組は「きょうの料理」(教育テレビ)

「地球ラジオ」(ラジオ第一・国際放送・

インターネット)。

 2005年放送批評懇談会の「ギャラクシー賞」

奨励賞個人受賞(本データはこの書籍が刊行

された当時に掲載されていたものです)

 河合さんは自著でこういっている。

 「アメリカの実験で、日ごろからユーモア

で人を笑わせている人は、他の人に比べて

唾液中の風邪予防の免疫物質が高い。

 だから笑う人だけでなく、笑わせる人に

まで身体によい影響があることになる」

 のちに文化庁長官になった河合さんも

ダジャレによる笑いを心掛けていた。

 日本の建前社会ではジョークは不謹慎と

思われがちだが人々の本音は「毎日が

楽しく暮らせたら幸せ」なのではないか。

 「笑い」は、どんなに偉い人にも分け

隔てなく通じる「共通言語」だと思う。

 笑顔が生まれる会話には、上下関係に

とらわれない、人間としての共感がある。

 人を愉快な気分にしてあげたいという

思いは、その人の遊び心とサービス精

神から発しているのではないか。

 林家三平の評伝を読むと、彼の人生は

決して楽しいことばかりではなく、人

知れず、普通の人の何倍もの苦労

や悩みがあったようだ。

 それでも彼は人を笑わす

ことをやめなかった。

 苦労を知り尽くした人間だからこそ、世

の中の悩んでいる人や苦しんでいる人の

気持ちを明るくさせる技を身につけた。

 定番を極める。

 古典落語は、江戸時代から明治

大正昭和初期に作られた。

 庶民を中心とした情愛や善悪、欲など、

生きていくことの業を描き人間

の本質を表現している。

 何人もの噺家によって繰り返し繰り返し

語られる落語には、時代を超えた

笑いの定番がある。

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今回も最後までお読みくださり、

                 ありがとうございました。感謝!

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