俺!初恋の相手が忘れられずに戻ってきたと美談になっていた 第 644 号

引用元: ・嫁(旦那)との馴れ初めを語れ

 

37:  2014/04/17(木)13:52:21 

少し恥ずかしいですが、俺と嫁Nの話を書きます。

就職して、地元の近くの工場に配属になった。

我が社は営業職でも、自社製品の理解との名目で

2,3年現場に配属される。

幸運な事に、実家から車で通える距離なので、

大学進学して東京に出て以来戻ることになった

地元は、車がないと生活ができない、娯楽と

買い物はジャスコ(現イオン)しかないという典型的な田舎。

大型書店もジャスコ内にしかなかったので、休日に出かけて

行って立ち読みしていると、女に肩たたかれた

「俺君だよね、私憶えている?」

「高校の時の同じクラスだった、Nさんだよね」

5分くらい考えて、やっと思い出す

 高校の時の同級生で、当時はほとんど話したこともない女だった
 

他の友人たちの話題もしたくなり、フードコートに移動して、

じっくり話すことになった。
 

俺の話になって、2,3年限定で地元に戻ってきたこと、

彼女は大学卒業時に別れた事など話した。
 

Nは、地元の食品会社で事務をしていて、周りが女だけで

出会いがないとこぼしていた。

38: 37 2014/04/17(木)13:53:10

 N 「東京の女性は、華やかできれい、私は昔から地味で、存在感もないし」

 俺 「化粧と服装でどうでも変わるよ、Nさんは、整った顔しているのだから、
    化粧して服装変えたら、素敵になるよ」
 N 「・・・・」

 俺 「Nさんの事、高校の時、いいなと思っていたんだよ、

告白しようと思ったくらい」
   (嘘です、話掛けられるまで忘れてました

 
 N 「嘘ばっかり、私の事憶えてなかったでしょ、告白された

ことも交際したこともないし、」

  
 俺 「憶えているよ、2学期に斜め後ろの席になった時に、君の事みてたし、
    鞄にタヌキのマスコットを付けていたことも憶えている、

俺にとって初恋だった」
   (Nについて憶えているすべての情報を何とか吐き出す

3時間くらい、疑似初恋青春話を楽しんで、帰ろうと挨拶すると

 N 「来週もここに来る? じゃ11時にここで待合せしよ」

別に用事もないので、連絡先を交換し、毎週逢うようになって、

自然に交際を始めた。

田舎のデートコースの定番で、ジャスコで買い物に行って、

ラブホ行ってカラオケするを半年くらい続けた

交際して半年して、Nの家に行ったら、N妹から

「姉は、化粧もせず、ジーパンしか履かなかったのに、

化粧をして、ワンパースやフリフリのブラウスを着て綺麗になったので、

彼氏ができたとすぐわかった」

「俺さんにとって姉が初恋の相手だと知って、

俺さんに姉の事を安心して任せられます」
今更、あれは疑似青春話と言えず、微笑むしかなかった

高校の時の同窓会でも、女子の中で俺が初恋の相手のNが忘れられずに

戻ってきて、Nが告白されたって美談になっていた

東京に戻る時に、地元で結婚式を挙げて、地元の友人達に祝ってもらった。

3年経った今でも、嫁の実家に行くと初恋同士の

幸せな夫婦な扱いになっている。

俺にとっては、居心地がいいし、嫁はきれいで倖せなので、

それも有りかと思う。

  今回も最後までお読みくださり、ありがとう

                  ございました。感謝!

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