他人の瑣末なことを突っつくような「他人叩き」をする暇はなくなる 第 1,793 号

 著者は神奈川県生まれ。公認情報システム

監査人(CISA)。シラキュース大学大学院

国際関係論および情報管理学修士。

 ロビイスト、ITベンチャー、経営コンサル

ティングファーム、国連専門機関情報通信

官、金融機関などを経て、情報通信サー

ビスのコンサルティング業務に従事。

 専門はITガバナンス、サービスレベル管理、

システム監査、オフショア開発及び運用

管理、多国籍チームの管理、情報通信

市場および規制調査。日本、イギリ

ス、アメリカ、イタリアの現地

組織での就労経験がある。

 現在はロンドンと日本を往復する生活。

 ロンドン大学教授である夫とともに日本人

の英語指導にも携わっている。

 ツイッター上では、May_Roma(メイロマ)と

して舌鋒鋭いツイートで好評を博する。趣味

はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。

 私は90年代の半ばに留学のために海外に出

はじめ、アメリカ、イギリス、イタリア

など各国で働いてきました。

 国連の専門機関の職員だったときには、

130か国以上の同僚がいました。現在

は日本と欧州を往復して暮らしています。

 そうした海外での長い経験を経て、今あら

ためて日本について考えてみると、この

20年ばかりの間にずいぶんと「不寛

容な社会」になってしまったと

感じています。

 イギリスの消費者は日本と比べるとはるかに

権利意識が強く、文句を言うことを恐れません。

 自分達の生活にかかわる「もっと重要なこと

を報道しないのはケシカラン!」

という姿勢です。

 日本もイギリスのように正しい不正追及に

時間を費やすようになれば、他人の瑣末

なことを突っつくような「他人叩き」

をする暇はなくなるでしょう。

 欧州に住んでいると中東やアフリカとの

つながりが強いことから、それらの地域

の汚職に関するニュースもたくさん

入ってきますが、汚職というのは

通常億単位レベルのことを指すのです。

 メディアが独占状態で自由な報道をしにくい

イタリアでさえも、日々のトップニュース

は経済や政治の重要な話題です。

 アメリカやイギリスは言うまでもありません。

そもそもワイドショー番組すらないのです。

 谷本真由美『不寛容社会』

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 今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝!

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