人の体が季節とか時代に影響されていることを感じる 第 2,156 号

科学者の立場から生命の神秘の解明に
生涯を尽くしてきた故・村上和雄さん。
漢方医として年間一万人の患者と向き合って
いる桜井竜生さん。


そのお二人の対談から、心身を健康に保ち、
よりよい人生を実現する長寿の極意をご紹介
します。

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(村上) 

『致知』読者の皆さんは、健康に関心の高い方
が多いと思うんですが、桜井先生は健康を保つ
ために大事なことは何だとお考えですか。


(桜井) 

まずご理解いただきたいのが、全員に効く
健康法というのはないということです。

その上で大事なことは、自分の体をよく
観察することではないでしょうか単純に
季節が変わって涼しくなった、寒くなった、
厚着しなければと感じることを「自覚」する
だけでもだいぶ違います。

そして、最近ストレスを感じているなと思えば、
ストレスを解消する工夫をする。
睡眠不足を感じるなら、上司に多少不義理を
しても早く帰宅して寝ることです。

体というのは、病気になる前に必ず
何らかのサインを発しているはずですから、
自分の体の声をよく聴くことが大切です。

(村上) 

そのサインを見逃して無理を続けていると、
病気になってしまうわけですね。

(桜井) 

はい。未病を通り越して本当の病気になって
しまいます。


漢方の何がいいかというと、
自分の体の変化を感じる訓練になるんです。
いまの食欲はどうか、体が冷えていないか、
体重はどうかと、普段なら何も考えずに
放置してしまう変化を意識することで、
センサーが働くようになるんです。

ですから漢方というのは、
薬効以上にセンサーを発達させる効果が大きい
と思うんです。


最近では、人の体が思った以上に
季節とか時代に影響されていることを感じる
ようになりました。


(村上) 

普段、あまり意識することはありません
けれどもね。


(桜井) 

分かりやすいのは、夏になると早く目覚めるし、
冬になると遅くまで寝ていたくなるでしょう。
これも、誰もが季節の影響を受けている証拠
です。


お寺の過去帳で人がいつ死ぬのかを見ると……

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  今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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