人という生物の不思議さと可笑しさ生きる喜び (人間の欲) – 12 – 第 2,000 号

20210209

 日本では食欲、性欲、睡眠欲の3つが人間の

基本的な欲求として有名です。

 世界では「5大欲求」としてマズローの自己

実現理論(生理的欲求・安全の欲求・社会的

欲求・承認(尊重)の欲求・自己実現の

欲求)やキリスト教では「7つの欲求」

として7つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒

・怠惰・強欲・暴食・色欲)が有名です。

 その他に生存欲(生きたい)・怠惰欲(楽したい)

・財欲・名誉欲等々、分類方法により

多様な欲があります。

 これらの欲は人間の自然な姿であり、自分の

中の知と情をしっかり見つめて自分らしく

生きるということでしょう。

生まれたばかりの赤ちゃんは、おなかがすい

たり、おむつを濡らすと不快なしぐさを

表します。オッパイに吸い付き、お乳

を飲み終えると安心感、満足感が表れます。

 命の働きが快、不快の感情を

生み出すのです。

 様々な欲望も年代と共に、又、人それぞれ

が持つ価値観により変わっていく。食欲

や性欲に快感が伴わなければ人間は

滅びるといわれています。

 最後に残るのは食欲であろうか ? その食材

で大事なのは新鮮さ、風味、歯ざわり。

 ご飯に美味しい味噌汁、これだけでご馳走

に思うことがあります。言うまでもなく

日本人の食生活の基本です。

 日本人が鎌倉時代以降、一汁一菜を食の

基本として毎日味噌汁を食べ続けてきた

のは、味噌が健康づくりの基本である

ことを昔の人が経験上よく知って

いたからです。

 ご存知の通り味噌の原材料は主に大豆です。

大豆は栄養価が極めて高いのですが、その

まま煮たり炒ったりする通常の料理法

では消化吸収が悪いのが難点です。

 ところが、この大豆を味噌にすることに

より、大豆タンパクが酵素によって分解

されてアミノ酸となり、炭水化物も

ブドウ糖になります。旨みが増す

うえに、消化吸収もよくなって

一挙両得。

 さらに、味噌から大豆のもつタンパク質

やビタミンB群を取り入れつつ、味噌汁

にすれば野菜や海草、根菜などを煮て

汁ごと食べるため、カリウムやマグ

ネシウム、ビタミン、ミネラル、

食物繊維を一度にとれます。

 期せずして上手に栄養バランスをとる

ことが出来る訳です。食欲を満たす

十分な要素を備えています。

 食が身体を作ると言われています。人の

欲で最期まで残るのは食欲なのだと思う。

 そう言えば、亡き母も死の間際に

「西瓜が食べたい」と言った。

叶えてやることが出来なかったが‥‥‥‥。

 私にとっては嬉しい第 2,000 号です。これ

を通過点として、自分の心の未熟さを

鍛錬しつつ励んでいきたい。

 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝

 「人という生物の不思議さと可笑しさ

生きる喜び 」をテ-マに記事にして

おり、最近では 2019年 9月

 (最期の事を考える) – 11 – 第1,500号

2018年 5月

 ( 人生 ) – 10 – 第1,000号

 是非是非お立ち寄りください。

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