世の中の人が何と言おうと.私は私らしく生きてきました 第 469号

 生後僅か一か月で最重度の脳障碍児となった

溝呂木梨穂さん。

 そんな彼女の中に、なんとも豊かな言葉の

世界が広がっていました。

────────[今日の注目の人]───

☆ 私の生きる意味 ☆

溝呂木 眞理(チャレンジドハート代表)

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 みぞろぎりほ──。言いたい気持ちがあります。

 びっくりして夢のようです。長い間、

待ち望んでいました。

 私に言葉があると、なぜわかったのですか?

ご覧の通り、何もできない私ですが、

ぼんやりと生きてきたわけではありません。

 ずっと、私は人間とは何なのかということを、

考えてきましたから、別に世の中の人が何と

言おうと、私は私らしく生きてきました。

 忘れもしない平成24年5月20日。

 この日、19歳5か月の長女・梨穂が言葉を

持っていることを確認することができたのです。

 生まれてすぐに脳に酸素が届かないという

原因不明のトラブルに見舞われた梨穂。

 それによって体の自由はおろか言葉を話す

ことさえ奪われてしまった梨穂は、生後

僅か一か月にして最重度の脳障碍児と

なってしまったのです。

 それでも私には、梨穂の中にちゃんと意思や

思いがあることをひしひしと感じてきました。

 梨穂にはきっと言葉がある。

 だから何としてもその言葉を引き出してあげたい

──その一心でした。

 それだけに長年抱いていた思いが叶った瞬間……

※本誌では梨穂さんの魂の詩も紹介しています。

 どうぞご覧ください。

 『致知』2016年11月号 

          特集「闘魂」P30 

  

 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

              ございました。感謝!

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