三本柱が互いに助け合い補い合ってバランスが保たれている 第 2,249 号

気温が安定せず、体調を崩しがちな季節です。
一方で、最近になって体のだるさや、
頭の働きが悪いことが気になる方も
いらっしゃるかもしれません。

漢方薬剤師、また漢方ライフクリエーターと
して活躍する樫出恒代さんに、
誰でも簡単にできる「漢方的養生」の
エッセンスを伺いました。

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〈樫出〉
(長引くコロナ禍で)なぜか最近物忘れが激しく
なった、常に体がだるい、昼間から眠くなる、
やる気が起きない……。


これらの症状は自分では原因が
分かりにくいため余計
に不安やイライラが募りがちですが、
東洋医学、漢方的な養生の視点で見れば、
慣れない生活様式によって
心身の「バランス」が崩れていることが
共通の原因として考えられます。

漢方の基本的な考え方の一つに
「氣・血・水」の循環があります。
簡単に言い換えれば氣は元気やエネルギー
の巡り、血は体の栄養や酸素、血の巡り、
水は体の潤い、水の巡りを指します。


この三本柱が互いに助け合い、
補い合ってバランスが保たれていることが、
健康の一つの指標になるのです。

コロナ鬱やコロナボケに限らず、
人の体に表れる様々な病気は、
この三本柱のいずれかが堰(せ)き止められ、
バランスが崩れることで
発症するとも言えるでしょう。

日常生活の大きな変化の一つに
マスクの着用があります。
コロナボケ・コロナ鬱の症状として挙げた、
だるい、物忘れ等が現れる主な原因として
言われているのが、マスクの長時間着用に
よる酸欠です。

学校や職場、移動中はもちろん、
最近では家庭内感染を避けるため
家でもマスクを外さない方もいるそうですが、
一日中口を布で押さえていれば
酸欠になるのも無理はありません。

マスクの中に篭った呼気を
吸い続けることで何が起きるかといえば、
血中の酸素濃度の減少、
すなわち「氣・血・水」の血の停滞です。
さらに、酸素が足りなくなると
頭が十分に働かなくなり、
頭痛や吐き気、眠気が催されます。


このように、マスクをし続けることで
まず血が巡らなくなり、
次第に元気(氣)がなくなり、
最後は水の巡りも妨げられ、
健康的なバランスが失われていくのです。

マスクが「氣・血・水」の
循環に及ぼす影響は
これだけではありません。


それは嗅覚の遮断です。
私たちは知らず知らずのうちに、
日々の中で多様な匂いを
感じ取って生きています。

道を歩いていて……

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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