一度きりの人生をどう生きるか 第 2,308 号

今年100歳を迎えた蒲田敏子さんは、いまなお
鎌倉彫の師範として生涯現役を貫いています。

これまで風邪一つひいたことがないという
蒲田さんに、何十年と続けてきた独自の
健康法をお聞きしました。

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(――蒲田さんは2021年5月に100歳を
迎えられました。100歳になるいまなお、
鎌倉彫師範や地元コーラス隊のメンバーとして
生涯現役を貫かれているそうですね。)

(蒲田) 
「老人の日」に、内閣総理大臣から
お祝い状と記念品の銀杯を、
横浜市長には祝電・お祝い状をいただきました。
何だか、百年生きてきたのが嘘のようです。

ただ、とにかく100年、
病気知らず医者知らずで
生きてこられたことが何よりも嬉しくて……。
最初に私が毎日続けている健康法を
少しお話しさせていただきます。

朝、目が覚めたら、
まず一番に
「昨日と体調が同じだから大丈夫だわ」
って思うんです。
それからベッドに寝たまま
腹筋体操を始めるんですけど、
私は何事も数字を数えながらやるのが大好きで、
特に8の倍数を数えるのが癖になっています。

そして腹筋体操が終わると、
棍棒で足の裏を片方ずつ200回叩きます。
その次は外の空気に触れて手足の体操をして、
ベッドに腰かけて乾布摩擦をする。

どんなに暑くても寒くてもエアコンなぞつけず、
頭から足先までもう一所懸命にやるんです。
ここまでで30分ほどかかります。

で、朝食を食べて後片づけをした後は、
坐禅とまではいきませんけど、
姿勢と呼吸を正し、先立たれた方々の姿を
思い出しながら十分くらい瞑想に耽る。
瞑想が済んだら、ゴム紐を使い手
足の筋肉を伸ばす体操をしてお終いです。

また夜にはベッドの中で
「ありがとう、ありがとう」と唱えながら
全身を手で摩って眠ります。

(――自分の体に感謝を。
まさに蒲田さんの健康長寿の極意ですね。)

(蒲田)
これまで風邪ひとつひかず元気で生きてこられた
のも「自分で決めたことは続ける」と心に決めて、
何十年と健康法を続けてきたのが役に立った
のかなと、自分で自分を褒めております(笑)。

★この後も、最新号では、蒲田さんに100年の
歩みの中で掴んだ人生の要諦を語っていただいて
います。一度きりの人生をどう生きるか。
人生・仕事のヒントが満載の月刊『致知』、
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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝! 

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