ゆっくり動作で無理なく安全に行える.エクササイズとして活用 第 333号

 これまで本誌では様々な健康にまつわる健康法を

お伝えしてきましたが、最新号で取り上げている

テーマは相撲の伝統的トレーニング、四股です。

 なぜ相撲の四股が体によいのか。

 ちょっと気になるところですね。

────────[今日の注目の人]───

★ 相撲の四股で簡単エクササイズ ★

桑森 真介(明治大学教授)

───────────────────

 もう一つ、誰もが知っている伝統的な相撲の

トレーニングとして、四股を挙げることが

できるでしょう。

 何十回、何百回と踏むこともある四股ですが、

数十秒で終わる競技なのに、どうしてそんなに

長時間を要するトレーニングが伝統として

伝わっているのか理解できない部分もあります。

 しかし、四股をウオーミングアップや

クーリングダウンの観点から考えてみると、

とても理に適っているのです。

 どのような時に四股を踏むかというと、通常は

激しい稽古前や、稽古の最後に行うぶつかり

稽古が終わった後に踏みます。

 つまり、

 稽古前であれば四股を踏むことで股関節や筋肉

を軟らかくし、全身の血液の循環をよくする

ウオーミングアップ効果が、

 稽古後であれば無理なく徐々に体を落ちつけて

いくクーリングダウンの効果が

あるといえるでしょう。

 四股は、踏み方によっては非常に負荷の大きい

筋力強化に有効なトレーニングになりますが、

負荷を軽くして何百回でも踏めるよう

にも調節ができます。

 若い力士が、激しい稽古の後、ふらふらの

状態で、つい楽な四股を踏んでいると、

親方から「もっときつい四股を踏むんだ!」

と叱責される姿をよく見かけます。

 このように四股は負荷を自由に変え行うことが

できます。

 これは四股が、子供や女性、お年寄りなどでも、

ゆっくりした動作で無理なく安全に行える

エクササイズとして活用できる

可能性を示しています。

(略)

 ただし、力士が行っている四股は、一般の人が

まねをしてみようとしても、腰を低くした

状態から足が上がらない、

 バランスをとってゆっくりと足を上げることが

できない、

 きつくて何回もできない、といったことになる

でしょう。

 そこで、四股を健康増進に取り入れるためには

少し工夫が必要になります。

※相撲の伝統的トレーニングに学ぶ簡単エクササイズ

とは?あたなもぜひ試してみてください!

 『致知』2016年7月号  

         連載「大自然と体心」P130

http://online.chichi.co.jp/ext/teiki.html

今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。 感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください