お客さんの不安を解消してこそ仕事の意味が生まれる 第1,258号

  エリザベス女王から「庭の魔法使い」と絶賛され、

世界の最前線で戦う男は、こんな「基本」を

大事にしていた。世界が賞賛する日本

人の、勇気に満ちた仕事哲学。

 実績も知識もない、英語もできない僕が、30代半ば

をすぎて始めた庭づくりで、世界一をとれ

た理由がここにある。

 日本人が世界で活躍するために必要なことは何か。

日本での実績?英語力?グローバルな常識に

合わせること?それも大事かもしれない。

 本質は違うのではないか。僕が考える武器、

それは「日本人であること」。

 最高レベルの舞台で戦って、僕はこんな当たり前

のことこそ世界で認められる近道だとわかった。

 僕らが触れてきた、繊細で豊かな文化。自信を

持って、それをぶつけていけばいい。あとは、

ほんの少しでいいから、自分のオリジナ

リティを加え、アイデアを育てていくこと。

 庭のコンテストの中でも最高峰が、

英国のチェルシー・フラワー。

 そこで今まで、8個のゴールドメダル

をもらうことができた。

 仕事はいつだって相手があってのもの。

だからこそ、その場で「ノー」は禁句。

「持ち帰って考える」なんて最悪。

できるかどうかは、正直、やってみなくちゃわから

ない。でもチャンスがなければ、やって

みることさえできない。

目の前のお客さんから、得難いチャンスをもらえ

るのであれば、僕はどんな相談でも「はい」

「できます」「それ、得意です」と言い

切る。たとえ自信はなくても。

 まず舞台に上がることが何よりも大事。

実現する方法は、仕事をもらった

帰り道に考えればいいのだ。

 世界の舞台に飛び出すとき、実績はなく

てもいい。強い気持ちさえあれば。

 花屋の僕が庭造りを始めたのは、お客さんから

「石原君、庭つくれる?」と聞かれて「で

きます!」と威勢よく答えたことが

きっかけ。最初の一歩は「小さ

なオリジナル」でいい。

 仕事がないなら、つくればいい。

 マーケットが小さいなら、自分で大きくすればいい。

 どうすればお客さんに喜んでもらえるか、必死で考える。

 「無理ですね」「難しいですね」「違うと思います」

という言葉は、決して使わない。何を言われても、

「わかりました」「できます」「得意です」

と答えなきゃいけない。

 お客さんの不安を解消してこそ、仕事の意味が生まれる。

 「できます」と答え、やり方は帰り道で考える。

 

 お客さんが頼もうとしているその瞬間こそ、

サイフが一番開いている。だからいかに

早く提案するかが大事。

 お客さんから「これ、できる?」と言われた時には、

まず「はい」です。絶対に不安な顔は見せません。

「はい、ばっちりです」と答えたうえで、

「さて、どうするか」と帰りながら

考えればいい。

 お客さんは、不安だからこそ口を出す。

 日本人であることは、ブランドになる。

 日本人だからこそ生まれる発想がある。

 身の回りにある日本の文化は宝の山。

  人から無理だと言われても、夢は実現

するまで言い続ける。

 今の僕なら、当時の自分にこう言うだろう。

「まずは成功事例を見つけろ。逆算して、

やるべきことを一つひとつ洗い出せ」

 思い立ったらすぐ動く。すると

何かが変わり始める。

★石原和幸

『まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ』

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今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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