「短所あるを喜び.長所なきを悲しめ」は私の好きな言葉だ 第 1,745 号

 ニトリ創業者。ニトリホールディングス社長。

64年、札幌短期大学卒業、北海学園大学編入。

66年、北海学園大学経済学部卒。67年、

似鳥家具店を札幌で創業。

 72年、米国視察ツアーに参加。同年、似鳥

家具卸センター株式会社を設立。78年、社

名を株式会社ニトリ家具に変更。86年、

社名を株式会社ニトリに変更。20

10年、持ち株会社へ移行。年間

売上高3000億円を突破。20

13年、300店を達成。15年

2月期で28期連続の増収増益を達成。

 書籍化に当たってタイトルを

「運は創るもの」とした。

 仕事で失敗したり、思うような結果を出せ

なかったりすると、人は「私は運が悪い」

と考えがちだ。確かに運も大きい。

 私自身、ここまでニトリを成長させることが

できたのは80%が運だと思っている。だが

それは偶然の産物ではない。

 「運は、それまでの人間付き合い、失敗や

挫折、リスクが大きい事業への挑戦など、

深くて、長く、厳しい経験から醸成

される」というものでもある。

 私は1944年(昭和19年)に樺太で生まれた。

父・義雄の先祖は南部藩で家老を務めていた

と聞くが、戊辰戦争で敗れ、岩手県から

北海道の花畔村(現在の石狩市)に

開拓民として移ってきた。

 私は開拓民の4代目に当たる。

 劣等生だった私がなぜ成功できたのか。

 今回の履歴書では半生を振り返り、熊坂

先生の疑問に答えていきたい。

 今も飲み過ぎるし、遊び好き。だらし

ない性格も変わっていない。

 逆に何もできないから、色々な人の力を

借りながら成功できたと思う。

 家内からは「あなたは人が普通にできる

ことはできないけど、人がやらないこ

とはやるわね」とからかわれる。

 ニトリの1号店が開業したのは1967年

(昭和42年)。当時は極度のあがり

症でうまく接客ができない。

 ところが嫁入りした家内の百百代が販売

上手で、私は仕入れや物流などの

仕事に専念できた。

 もし私が販売上手だったら、街の人気店で

終わっていたかもしれない。「短所ある

を喜び、長所なきを悲しめ」

私の好きな言葉だ。 

 それから人生の師匠である、チェーンストア

理論の日本での普及に多大な貢献をした

渥美俊一先生に出会えたこと。

 先生の考え方が「人生をかけるに値する」

と信じ、忠実に経営に生かした。

 賢くないので、あれこれとリスクは考えず

に突っ走ることができた。

 似鳥昭雄『運は創るもの。私の履歴書』

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 今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝!

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